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1999年3月17日、ジャパニーズ・ロックの聖地が23年の歴史に終止符を打った。
〜新宿LOFT〜 正確に言えば歌舞伎町に移転するので完全消滅ではないのだが、私にとってのロフトはやはり”西新宿”。それだけに、寂しさと同時に、この場に立ち会えたことを心から幸せに思う。RCサクセション、シーナ&ロケッツ、アナーキー、スターリン、ルースターズ、黒夢、ARB、ストリート・スライダーズ、イエローモンキー、BOØWY・・・・・かつてロフトを拠点にし、伝説となったミュージシャンの数は計り知れない。
3月16日、この日はシーナ&ロケッツのライブが行われるということで足を運んだ。実を言うと新宿ロフトに足を運ぶのは3/4のAUTO−MOD以来2度目。今まで一度も足を運ばなかったことが自分でも不思議である。テレビ局の取材も来て注目度の高い新宿ロフトの周りにはシナ・ロケのファンのみならず、ロフト最後のライブを見届けようと長蛇の列ができていた。定員250名の超満員の中をかき分け、カウンターで受け取った発砲酒を片手に人ごみの中で登場を待つ。 そして予定時刻を大幅に遅らせ、ロフトの最後を絞めくくるシーナ&ロケッツのライブがいよいよ幕を開けた。まずシーナを除く全メンバーが登場。鮎川はなぜかフランスパンをちぎってファンに投げ与えるという謎の大サービスで会場は大いに盛り上がる。まず”BATMAN’S THEME”に始まり、カヴァー曲を挟みつつ、”HAPPY HOUSE”、”涙のハイウェイ”などのシングル曲を演奏。
私自身シナ・ロケは好きで、アルバムも数枚持っているということもあってか、自然と体中でリズムをとっている自分がそこにいた。鮎川の博多弁丸出しのMCは同じ九州人である私の心を和ませた。ステージに上がってしまう客も現われるほど大盛況だったライブは2度のアンコールで終了し、メンバーが引き上げていった後も、客のアンコールは鳴りやまず。店内が明るくなるや悲鳴が聞こえていた。
”西新宿”ロフトは”歌舞伎町”ロフトとして生まれ変わる。この新生ロフトからまた新たな伝説が生まれることを心から願わずにはいられない。
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