昴(スバル)
「すばる」の名で親しまれてるプレアデス星団は冬の宵、頭上で輝く。
プレアデス星団(M45)は、おうし座にある、青い光で輝く若い星々の集まりである。
星々が誕生したころのチリが残っていて、星々の強い光を反射して輝いている。
清少納言は、「枕草子」の中で「星はすばる、ひこぼし、明星、夕づつ・・・」と
星の第一に「すばる(プレアス星団)」の名を
あげ、そのうつくしさをたたえている。
「すばる」とはまとまるという意味で、「統ばる(すばる)」からきた言葉である。
糸を通してつなきだ装身具の玉かざりは、「すまるの玉」とか「みすまるの玉」と
呼ばれていた。プレアデス星団の肉眼で
見える6〜7個の星は、ちょうどこの玉飾りのように見えたのだろう。
これらの星々を「六連星」とよぶ地方もある。
室町時代の天稚彦草子の中で、子どもの姿えがかれたすばる(プレアデス星団)。
この物語は、天稚彦という青年を探して娘が天上を旅するもので、娘は旅の途中で、
わたしたちはすばる星と名のる7人の子どもたちに出会う。
高松塚古墳の天上の28宿図で、中国の星座について関心が高まりましが
中国には28宿に分けた星宿という星座があります。
毎日月がとまる宿という考えで白道を28分割した星宿ができたと想像されます。
古代のインド人は実際の周期に近い黄道27宿を採用していました。
現代の星座では、おうし座頭部の星宿です。
中国の星占いでは生まれ年月日で星を決め、この星の27宿のなかで、
最高の名誉星です。 学問を好み、文才があり、弁舌も巧みで、
いわゆるインテリやくざ的な要素があります。
仕事のできるセンスを持ち合わせています。
しかし協調性に欠ける部分がマイナスとなります。
ギリシャ神話では、「プレアデス」は、巨大アトラスの7人の娘たちのことである。
明るい6個の星には彼女たちの名前がつけられている。娘たちは狩人オリオンに追われて
ハトになり、ゼウスが星にした。
一人少ないのは、彗星になって飛び去ったためだという。
この伝説は、プレアデス星団が、オリオンの前を進むことから生まれた話である。
タイの天孫降臨では1人帰らないで、スバルが6星になってしまったはなしなどあります
プレアス星団は実際には、数百万個の星が集まった散開星団である。
この星団の星々は5000万年前に生まれた若い星で、太陽の1000倍も明るく、
青白い光で輝いている。
これらの星は短命で、一億年程度の寿命しかない。
数千万年後には、この美しい輝きは失われてしまう。







