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2010年5月2日〜4日
萩往還マラニック大会

上郷駅に到着
湯の口に到着
西寺に到着
豊田湖畔公園に到着
海湧食堂に到着
俵島に到着
川尻岬に到着
立石観音に到着
千畳敷に到着
先崎公園往路に到着
先崎公園復路に到着
宗頭に到着
三見駅に到着
玉江駅に到着
虎ヶ崎に到着
東光寺に到着
明木に到着
佐々波市に到着
板堂峠に到着
ゴール

大会主催者のホームページ

萩2010年徒然なるままに! 

福地晋一


今年の萩は、年間通じて走りこみ不足のため、俄かマラニックや長距離練習ラン、深夜徘徊ランなど間近に練習を重ねた結果、かなりの疲れやひざの痛みに悩まされ不安な萩かなと…

5月2日熊本からのチャーターバスに乗り込む。1年ぶりの熊本組ランナーは元気がいい。
バスの「萩往還250キロ様」のネームプレートが印象に残る。またまた上野先生の企画ツアーで納得。一路山口へ、15時頃瑠璃光寺へ到着。
いつもの瑠璃光寺の出迎えと一年ぶりの顔見知りのランナーとの出会い。そこそこの挨拶や握手を交わし、また来たんだな〜と実感する。
皆一様に腹ごしらえと着替えをし、18時スタートまでの時間をゆっくりと過ごす。
365名がエントリーしスタートラインには320名が立つ。この瞬間は気持ちを奮い立たせてくれる。瑠璃光寺に行って来るぞ!の挨拶と記念写真のあと太鼓の音でスタート。
瑠璃光寺参道の道をいつもの如く早い走りで下っていく。さあ250キロのマラニックの始まり!
山口駅前で前のウエーブでスタートした「てれっと」のメンバーを軽快に抜き去っていく。皆緊張している感じ。川沿いをいつもより早いんでは?

上郷駅に到着 13.2km
数人のランナーとばたばたと腹ごしらえを済ます。例年ここで夜のライトや装備の準備をするが、今年は装備済みのスタートだった為すぐさま出発する。この後二本木峠までの6キロの登りを順調に走っていく。

湯の口エードに到着 21.8km
今年も小さな子供たちの応援とおいしいおにぎりを頬張り出発。
下郷駐輪場までの暗い夜道を走るが、数年前走ったときは蛍の群れのようにランナーの明かりが印象的だったが、今年は早いせいかまばら。

西寺に到着 44km 22:47
毎年キャピキャピの女子高校生に迎えられるが、ちょっと昔高校生だったお姉さま!?方々に出迎えを受ける。

瑠璃光寺 西寺 西寺

結構良いタイムで西寺到着!さあこれからが250kmの一晩目の深夜タイムに入る。中国自然歩道を豊田湖へ向けて走る、ややゆっくりペースになり次々と後続のランナーに抜かれながら下り道に、すごいペースで下り道を走ってくるランナーがいた。
向こうから私の名前を呼ぶ。えっ懐かしい声!(昨年睡魔と格闘していた私を残り40キロ引っ張ってくれた)「O沢さん?」返事があった。「すごいペースですね」と声をかけると調子はいいとの返事。私も負けじと彼の後を追い続けるが明かりがどんどん遠くなっていった。豊田湖のT字路荒川橋までやって来た。ここは歩道があるが枯葉など整備されていなくて走りにくい。ただ立派なガードレールが続き、こんな田舎道まで立派な道路がと過去総理大臣を輩出した山口の偉大さを毎年感じながら豊田湖のエードへと向かう。

豊田湖畔公園に到着 58.7km 0:20?
早速スタッフのしつこい声(御免なさい)に促され最初のチェック。食欲はある。うどんに揚げ玉をたっぷりといれ狸うどん?!を堪能。
そそくさと時間を気にしながら豊田湖を後にする。俵山温泉エードも快調なペースで立ち寄る。いつもの深夜のボーっとした雰囲気。会話もなく立て続けに水、コーラ、お茶と5杯飲み干す。今年は暑い。飴玉を5・6個頂きポケットに入れ、口にも何個か頬張り次を目指す。砂利ヶ峠への山道に向かう。自分なりに速いペースと思っていたが、峠への登り道を次々に抜かれる。歩けば良いのに、負けてなるものかと後を追う。
峠を越え大坊ダム横を抜け、新大坊のエードも立ち寄らずひたすら海湧食堂へと向かう。

海湧食堂に到着 87.2km 4:00
今年は海湧のメニューが変わった。中華丼?う〜ん!私はおかゆがよかったかな。食堂内はいつもの虚脱感。食堂を出るとまだ暗闇の中、寒い!
気持ちを切り替え俵島へと向かう。少しずつ空が明けてくる、楊貴妃の墓の下を通る。何故ここに?といつも思いながら走る。

俵島CPに到着 98.5km 5:32
この島は油谷島といい本来の俵島は写真の小島のことだ。
チェックをすませ走り始めると、いつものエードのおばちゃんが軽トラに水をたっぷり乗せやって来た。わざわざ車を降りてもらって水と飴玉を頂く。うまい!

海湧の中華丼 第2CP  俵島

俵島を1周し、大浦漁港から途中日の出の感動シーンを見ながら川尻岬に向かう。ゆきひろ父さんとすれ違いお互いにエールを送る。

川尻岬CPに到着 107.8km 6:41
定番のカレーを頂く、うまい!いつもはビールを飲むが、何故か飲みたくない。これからの暑さ、スタート前の睡眠不足がアルコールを受け付けない。初めての経験。ちょっとゆっくり過ぎた!かなりのランナーに抜かれ立石観音に向かう。

立石観音CPに到着 117.7km 8:19
立石観音までの道は前半のコースの中で一番気に入ってる。
遠くから近づくにつれ観音様がだんだん大きく見えてくる。何度も立ち止まって見てみるが観音様はやっぱりただの岩!?久しぶりにCP前のお店でアイスを購入。モナカが旨い!
千畳敷への長いのぼり道が始まる。この景色もまた絶景!棚田と日本海のコントラストは暑い日ざしが一番合う。千畳敷までの最後のアスファルト道路はめちゃ急で走れない。
とにかくきつい!よくこんな坂をこのコースにしたもんだと愚痴を言いながら登る。

千畳敷CPに到着 125.4km 9:30
まだ観光客もまばら、当然アイスの店も開いてない。ただのどが渇く!自販機を見つけるたびに500mlの飲み物があっという間に一気に胃袋へ。

  

西坂本のエードへ立ち寄る。いつもは女子中学生の歓待と送り出しに元気をもらうが、今年はまだ集合前でいない。だけどかわいい子供たちのおもてなしを受ける。そろそろ胃袋が固形物に拒否反応を起こし始める。冷たい飲み物は何杯頂いたか忘れるくらい。とにかく暑い!途中「長崎市営団地」の看板。毎回見るが長崎の飛び地かな?と考えながら走る。先崎までの国道も車が多く、今年は暑い。国道には私設エードが!ご主人が走られているそうでご相伴に預かる。地獄に仏!感謝(昔はこの場所に無人のお茶缶が有りましたよ)

先崎公園往路に到着 143.3km 11:48
水分の取りすぎで疲れが溜まってきた。
鯨墓までのアップダウンの青海島をなんとかぼちぼち走る。腹が減った。静ヶ浦エードへ立ち寄る。O橋さんが突然萩マラニックの休憩所から出てこられた。かなり体調が悪いようで休んでたそうだ。ここに休憩所もあったんだ?と初めて見るバンガローの中を検分。
鯨墓以降何とか体調も回復し先崎往路へと向かう。途中M原さんと久しぶりの再会。
追いついてよ!無理無理!の会話。だが心の中は…!この後突然の睡魔が襲ってきた。眠くて歩くのもままならくなってきた。立ち止まりながら歩いていくと、青海島大橋先でY松さんとすれ違う。元気がまだたっぷり残っている余裕の顔だった。

先崎公園復路に到着 163.9km 15:05
眠くてどうしようもなく、ベンチの後ろで1時間ほど寝る。 
初めてのことだ!だいたい睡魔が襲ってくるのは虎が崎以降だったが、今年は体調悪化でもう記録更新は無理かなと諦めベンチの後ろで暴睡!周りのざわめきで起きる。北九州のY元さんがリタイア宣言しコンビニからビールを買ってきたり、西寺過で追い越され調子よかったO沢さんも背中が痛いと、どこで追い越したのか復路への到着。かなり調子が悪いようでリタイアの言葉も出ている。16時前仙崎を出発。 
いつもは疲れが溜まり走ったり歩いたりの宗頭への道だが眠ったせいか快調に走れる。途中ローソンでアイスと飲み物をたっぷり取り宗頭へ向かう。 

宗頭に到着 175.7km 17:21
突然ゆきひろ父さんがボランティアに!!えっ……!??? 
話を聞くと豊田湖のチェックポイントの押し忘れ!昨年からチェックポイントになったばかりだからまだ習慣づいてない。だからしつこく係の方がおっしゃっておられた。(煩いほどがランナーにとっては良いようだ!)
ショックは大きかったようだが今はスタッフ業務で頑張っていらっしゃる。お疲れ様です。
腹が減った。しかし、おにぎりが喉をとおらない!何とか味噌汁に入れて食べる。飲料水の飲みすぎで胃をやられているようだ。着替えをし、気持ちを切り替え18時前に出発。(昨年より1時間以上遅い)
藤井酒店CP、鎖峠も明るいうちに通過。いつも三見駅には明るいうちに着きたい気持ちが強い。何とか三見駅には薄暗いなか到着。

三見駅に到着 188.1km 19:40頃
のどが渇くまた自販機に立ち寄り一気飲み。
睡魔が襲ってくる。山道から萩の海岸辺りの暗い心細い道を走る。二晩目の始まり!
潮の香りと波の音を子守唄のように感じながらとぼとぼと時には草の中に突っ込みそうになりながら何とか萩市内にやってくる。眠気がひどいため玉江駅で仮眠することにした。

玉江駅に到着 195km 20:30頃
駅構内のエードの飲み物を頂こうとすると「コップはありません、マイカップをお願いします」ムムム!あきらめて寝る。21時前携帯電話が鳴る。熊本からのT畑先輩!結構飲んでいらっしゃる。ありがたい元気をもらうのと目覚ましになった。感謝!
もう行くしかない!眠気を我慢しながら出発。萩城址前を通過し虎ヶ崎への道に向かう。
だんだん眠気も無くなってきた。途中スーパーに寄って腹ごしらえするが固形物は水で胃に流し込む感じ。越ヶ浜付近で何人かのランナーとすれ違う。やっと明神池まで来た。
ここからまた登り、蟹股で坂を上る。(インナーパンツの股ずれが痛い!)
虎ヶ崎迄の真っ暗な道を登ったり下ったりで、やっと遠くに明かりが見えてきた。虎ヶ崎!

虎ヶ崎に到着 206.9km23時前(記録したが覚えていない
カレーはもうアウト、うどんだったらいけるかなと思い食べようとするが、半分だけしか食べられない。汁だけ飲み干す。
いつも大食漢の私がかなりまいっている!23時過ぎに虎ヶ崎出発。
虎ヶ崎から明神池までの道がこの萩250のコースの中で苦手。崖から危うく落ちそうになったりアップダウンが膝へのダメージが大きい。
さあこれからが毎年睡魔との闘いが続く道だと思うと気合が入る。まあ順調にいける。昨年は途中セブンイレブンの前でふらふらとしていた私を長野のO沢さんに助けてもらったが、今年は眠気は来ない。何とか走れるし、いいペースで行けた。

東光寺に到着 215.2km 0:28
M山さんからの電話(宗頭前のローソンで迷子になったそうだ。とにかくローソンの前を左に一本道、と伝えるがトンネルが目の前!?ローソンに戻ってと言うが、何処にローソンが!?…?頑張れ!?
東光寺までの川沿いの道はおしゃれだ。明かりがやさしい。街のちょっとしたわびさびの世界。下っていくと松陰神社。その前がいつもの私のポプラエード!
過去ここで着替えたり、眠くて寝てしまったりの記憶がたっぷり。今回は腹が減りすぎているが、硬いものはアウト。なんとか肉まん2個胃の中に入れる。
後はひたすら往還道へと向かう。眠気もなく、何とか走れる。ちょうど萩駅の裏側、往還道への入り口までやってくる。ここは椿という地名。略称萩椿。いい名前だ!
涙松の横を抜け萩往還公園まで来る。ここまでは大阪、京都からのいつもの常連のめちゃ速いランナーの後ろを追っかけ何とかたどり着く。
さあ往還の始まり!暗い山道を一歩一歩踏みしめながら登っていく。140キロランナーとすれ違う。これまたむちゃくちゃ速い!明木市エードに到着。またもや時間がわからない。
エードでは饅頭を必死に食べる。あんこは糖分いっぱいだから疲れにはいい。昔国東100で50キロ後半から饅頭で疲れがスーッと抜けていったことが饅頭怖いになっている。

明木に到着 225.9km 2:48
一升谷が始まる。昨年は峠まで1時間。今年はトレイルランの練習成果で45分で通過。140kmのランナーがひっきりなしに駆け下りてくる。一人一人に挨拶を交わす。国道から往還道へと入りまた国道へ、また往還道のいつもの道を歩く。真っ暗の中140kmランナーの来る方を目指し進む。

佐々波市に到着 235.7km 時間不明
豆腐が食べたいとエードの方へお願いすると、今、街の角のお店で作ってますとの答え。う〜ん昨日のでもいいから欲しい!!ぼんやり明るくなってきた。さあ、あと15km!アスファルト道から首切り地蔵の横を抜け板堂峠へと向かう。
ここから大阪からのM田(昨年女子1位、35時間台)さん、Y上さん、I岡さんらと歩いたり走ったり。だいぶ引っ張ってもらった。
草餅のおばちゃんエードへ差し掛かる。昨年はまだ開設前で、今年は開いていた。お茶を2杯頂く。喉が渇く!餅を聞くと外側がまだ出来てない、内側の餡子はあり、「餡子だけください」たっぷり大きいのを頂く。これがまたおいしい、あんこはランナーには必需品!
ご馳走になった後、軽快に走る。夏木原キャンプ場前の坂道を歩いていると、後ろから聞いたことのある声のおじさんが私を呼ぶ。誰やろかと振り向くと、エッ!!!M原さんがやって来た。凄い!この方(親父)は後半が強い。だいたい普通は後半かなりペースが落ちるものだが、この方はイーブンペース、マイペース。

板堂峠に到着 243.5km 6時頃
走っていけば36時間台でゴールできるよ、と言うがお先にどうぞ!って返され、炎天下のなか頑張ってきたからもうぼっちぼっち行こうと決める。35k、70k他たくさんのランナーがひたすら上ってくる。お帰りなさいとか、お疲れ様、凄いとか拍手してくれたり、握手を求められたり、ややうるうるしてきた!よう頑張ったなと実感する。ちゃんとこっちも「頑張って」とエールを送り返す。天花畑までやってくる。いろんな知り合いともすれ違う。また元気をもらう。あと4キロ!ダムの横を走る。

ゴール
6回目のゴールが間近!M原さんを引っ張ったり、引っ張られたりで瑠璃光寺前の直線道に入る。あと300M! 朝7時17分!
参道に一人応援者が!頑張れ!!!ありがとうございます。最後の瑠璃光寺に入る。
今年もゴールできた。M原さんと一緒にゴール!
タイムは37時間17分19秒
昨年のタイムを1分3秒縮め自己新!全て毎年記録更新!

ただ今年は更新はだめだと思っていたがいつも調子の悪い虎ヶ崎後が例年より1時間ほど良かった。
今年一番良かったことは、昨年ゴールした時のあんな腫れ上がった膝がどうもななかったし、例年は1ヶ月は疲れが溜まっているのに今年は1週間後には戻った。 
来年は36時間切り!?まあ、また12月までに考えよう。ネイチャーにも行ってみたいし…
( 完 )

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