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   実験室

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2003.5/20

「私の作品」で紹介させていただいた、88ESのBHに、FF85Kを取り付け、特性を
とってみました。軸上約1.5m。高さ30cmのスタンドに乗せた状態での、スイープ
測定です。かなり素直な特性で、低域も小型にしては、よく伸びており、作った本人も
驚きです。音は、88ESとの比較になりますが、やはり値段の差でしょうか、低音の腰が、
やや弱くなり、音の厚みも減りました。中高域は85Kのキャラクターがよく出ており、
多少華やかです。しかし、この中高域の音に慣れると、88ESの高域が物足りなく感じて
しまいます。音像も小さくまとまり、音がこもりません。低域もそこそこ出ていますので、
メタリックな感じではなく、爽やかです。85Kの音は、あまり好きでは無いという方も、
いらっしゃるかもしれませんが、私は大変気に入り、「このキャラクターは捨て難い」と
感じました。


2003.5/26

「私の作品」で紹介させていただいたFE108Σ用BHのFF125Kバージョンです。
右の写真は、軸上約1.5m、高さ30cmのスタンドに乗せた状態での、スイープ
測定です。108Σより特性は素直です。音はユニット自体の値段の差もありますので
仕方ないですが、細かい音の再生は108Σ程ではありません。しかし全体的な鳴りっぷり
は、非常によく似ていますので、FF125Kと箱との相性は良いと言えます。
左の写真にある、バッフルの四隅のボルトは、サブバッフルを取り付けるときに使用します。
サブバッフルに102Φの穴をあければ、108Σも取り付け可能です。(108S・
ES・ESUを取り付ける際は本体のバッフル加工が必要です。)


2003.5/31

FF125KバージョンのBHにサブバッフルを取り付けました。(実験ですので格好は
気にしないでください。)ユニットはFE103Memorialです。特性は、軸上約1.5m・
高さ30cmのスタンドに乗せた状態での、スイープ測定です。この素直な特性は予想外
でした。音はさすがに低域の押し出しと量感は後退しますが、中高域の音質と表現力には、
このユニットの本質的な音の良さを感じます。きっと、このユニットに惚れ込む方も多い
ことでしょう。
2003.6/1
ユニットのエージングが進んだこともあり、低音の押し出しと量感がずいぶん
アップしました。新品のユニットだったので、エージングの効果が大きかったのでしょう。
FE108Σほどの切れはありませんが、音質と聴きやすさはFE103Memorialが優って
いると思います。


2003.6/1

このページのトップにあるFF85KのBHに、FE83Eを取り付け、特性をとって
みました。軸上約1.5m。高さ30cmのスタンドに乗せた状態での、スイープ測定です。
予想通り磁気回路の差が250Hzのピークに現れました。このピークは音にも影響が出て
おり、FE88ESやFF85Kと比べると、ソースによってはホーンの癖がやや強く
感じられます。この状態でも使えますが、いずれFE83E専用のエンクロージャー
を製作したいと思います。


2003.6/5

FF125KバージョンのBHにサブバッフルを取り付けました。ユニットは、 FE108EΣです。音の厚みが増し馬力のある音になりましたが、癖の出やすいソフトを
再生すると、ボーボーと鳴ります。窮屈そうに鳴っている印象も受けますので、
FE108EΣはもう少し大きなエンクロージャーで鳴らしたほうがいいと思います。
(FE108ESUの場合も同じ傾向でした。)


2003.7/31

FE108ESUを用いたBHです。サイズはH750・W230・D400と中型です。
製作したのは数年前なのですが、音道の広げすぎで癖の強い音になってしまった為、使用せず
工作室に置きっぱなしでした。先日友人がこのスピーカーを見て「使ってないなら頂戴。」
と言ってくれたので譲る事となり、最後に特性をとろうと思い立った訳です。
測定はリスニングポイントで、L+Rのスイープ信号です。測定写真でわかるように、低音の
レベルが高く、ドカンとハイスピードで鳴り響き、気持ちのいい所もあるのですが、
中低音のピークが気になりました。6畳程度の部屋で使用する場合、メインスピーカーと
しての貫禄は充分にあります。出来れば10畳くらい欲しいところです。
改良版を製作したいのですが、なかなか重い腰が上がりません。6畳以下で使用する場合、
このサイズでは音の圧力が強すぎるので、8cmのバックロードホーンで充分と感じています
し、置き場所もないからです。(スペースがあれば本当は作りたい)
設計は、やはり小型に比べると理想的に出来ると思います。小型BHの場合、資料不足、
短い音道、狭い開口といった制約があり、やりくりが大変なのです。低音の量感を欲張ると
ボーボー鳴るし、音道を絞ると癖はなくなりますが、低音不足になるし・・それを補うため
に低能率で重い振動版のユニットを使うのはいやだし・・。(ようするに、音に関してわが
ままなんですね。)一度、オリジナルの小型BHを作ってみると、ご理解していただけるの
ではないでしょうか・・。

2003.9/4

FF85K用BHを、ラッカースプレーで塗装してみました。はっきり言って、出来は
あまり良くありません。色も真っ黒で、なんとも味気ないです。
肝心の音ですが、FF85Kの特徴である高域が強くなり、中域の切れも増しました。
全体的に透明度が上がり、音像も更にくっきりし、音が半歩前に出て来ました。ただし、
軸上で聴くと、かなりきつい音です。塗装による音質の変化は、はっきりと現れ、色々と
試したいと思うのですが、手間が掛かり、技術も未熟なので、塗装実験は今回限りになる
かもしれません。
*測定器からは、読み取れないのですが、このスピーカーは少し低音が弱い気がします。
中高域が強くなったからでしょうか?それとも、合板のバラツキでしょうか???
測定はリスニングポイントでのL+R(スイープ)です
追加報告もご覧ください
2003.9/8

(写真 左)FF85K用BHの音道のコーナーに、三角形の補強材を取り付けてみました。
さらに、写真のように板の角をR加工としました。これらの方法は効果的で、音の変化とし
ては、肺活量が大きくなったような感じで鳴ってくれます。手間は掛かりますが、充分
価値はあります。今後のバージョンアップとしては、やはりシナアピトン仕様でしょうか??
でも、値段高そうですよね。
(写真 右)何度も取り付けや取り外しをした為に、FF85Kのフレームが、かなり
歪んでしまいました。これが原因で、ユニットの取り付け穴から空気が漏れ、低音が出なく
なるという現象がおきました。(たぶん・・)対策としては、ワッシャーをボルトに付属
している、径の大きい物に交換するしかありません。交換した結果、元通り低音が出るよう
になりました。径が大きいので、少しユニットのゴムの部分に当たるのですが、仕方ありま
せん。今現在、このSPを使用してくださっている皆様の中で、低音不足を感じている方が
おられましたら、、ワッシャーを交換してみてください。低音がもっと出ると思います。
このSPは低音がよく出ます。(尚、ワッシャーの交換は自己責任において、慎重に行って
ください。出来るだけ、ゴムの部分に当たらないようにお願いします。)

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