バスケットボールとは 


バスケットボールの定義とはいったいどういうものでしょう?競技の特性と言った方がわかりやすいかもしれません。バスケットボールとはいったいどういう競技なのでしょう。
大西鉄之祐先生はマラソン中継は35km地点を見ると言われました。理由は「マラソンとは35km地点でトップ集団にいなければ勝てない競技」だからだそうです。どうすればその競技で勝者になれるのか?また、「日本の指導者はフォームを教えさせたら世界一流だが、世界で勝つ奴はおらん」とも・・・、そこでおやぢは考えました、バスケットボールの競技の特性とは?


バスケットボールとは
「決められた時間内」に「縦長のコート」を行ったり来たりしながら、「高い」所に設置された相手ゴールに、1本でも「多く」入れた方が「勝ち」というゲーム。と定義してみました。

「決められた時間内」
野球やバレーなどは時間制限がありません。バスケットは3秒、8(10)秒、24(30)秒、10(6、7)分×4というように時間に規定があり、この感覚は非常に重要です。常日頃から「時間」というものに敏感でなければなりません。プレーヤーも集合、解散に時間をかけないという習慣を身につけることから始まります。指導者はだらだら延々と練習をするようではいけません。常に時間を意識した毎日の練習がこの競技の特性には不可欠です。

「縦長のコート」
コートは縦長です。その中を行って攻め、帰って守りすることを繰り返します。よく見かけるのがハーフコートの2対2や3対3の練習、だがゲームになってそこまでボールをどうやって運ぶかということを考えてありますか?フルコートでプレスされてそこまで運ばないうちにターンオーバーしていませんか?簡単に自分達が守るゴールに近づかせていませんか?速攻でボールが繋がりますか?勢いに乗って走ってレイアップシュートが決められますか?

「高い」
バスケット(篭、ゴール)は高い所に付いています、サッカーやハンドボールのようにグラウンドレベルではありません。高い所に向かって正確にボールを投げる技術が必要です。入らなかったらボールは高い所から落ちてきます、リバウンドは高い所で獲る必要があります。だから長身者に有利な競技であることは間違ありません。

「多く」入れたほうが「勝ち」
1対0でも、100対99でも構いません、1本でも「多く」入れたほうが「勝ち」というのが勝敗を決定する競技なのです。体操や、シンクロなどのように判定者がどちらがうまいかを採点するものではありません。要はコート内にいる選手がたくさん篭に入れたほうが勝ちなのです、いくらうまくやっても篭に入らなければ意味がありません。では得点は無限かというと時間制限というものがある以上有限です。自分達が攻める能力はシュート本数、成功率などに左右されるため限界があります。だから「多く」入れたほうが勝ちとはいえ、自分達の得点能力以上に「入れさせない」ことが重要になります。

このようにマラソンが35km地点でトップ集団にいないと勝てない競技であるのと同じく、バスケットボールも技術が上手い方が勝ちではなく、シュートの多く入った、入れさせなかった方が勝ちということを教えなければなりません。これがわかればおのずとやるべきことは決まってきます。


資料室にもどる