P2-4-1. 不妊症講座(4) 西ウイミンズクリニックでの不妊治療による妊娠実績は2002年末までに1400名を越えています。
  ★不妊症講座

 【6】 治療はどのようにするの・・・?

(2)人工授精(AIH)

 当院で妊娠した人の約25%はAIHによるものです。
 人工授精(AIH)について
  精液を図のように直接子宮内に注入し、精子の遡上を助けるのが人工授精です。
  当院ではIVC-AIHを行っています。
  ・IVC-AIHはIn Vitro Capacitation-AIH の略で、精子に受精能力をつけるような処理を加えてから、人工授精を行います。
     
  ・適用  
 
@精子の少ない人
A精子の運動性の悪い人
Bフーナーテストの悪い人  
Cタイミング法でなかなか妊娠しない人  
 
  ・精子調整法  
  図のような方法で精子の処理を行います。40〜60分の時間が必要です。  
 
 
  ・精液を持ってきていただきますが、次のような点が大切です。  
 
@シャワーを浴びるなどしてペニスをきれいにしていただき、お渡しする容器に直接取ってください。
A3〜4日間の禁欲期間をおいてください。8日以上の禁欲は精子を悪化させる可能性があります。
Bお渡しする容器は滅菌されています。採取の時以外はフタをあけないで下さい。 
C持ってくる途中、暖めたり、冷やしたりしないで下さい。
D容器には、氏名、月日、採取時間を明記してください。
E当日、新鮮精液を採取できない時は、凍結保存精子を用いることもできます。
 
  正確に排卵の時期を把握する為に、経腟的超音波にて卵胞の発育をみたり、尿中や血中のホルモン値を測定したりします。必要によりあるいは成功率を上げるために排卵誘発(内服薬、注射薬)を行うこともあります  
  ・人工授精後は30分程度、ベッド上にて安静にしていただきます。  
  ・健康保健が適用されませんので自費になります。  

    

AIH成績  
 
  当院 他データ E・G・Hughes氏データ(1997)
自然周期法 7.2% 2.7% 6.0%
クロミフェン法 8.8% 4.0% 7.0%
他剤併用クロミフェン法 14.0% なし なし
hMG-hCG法 18.0% 13.0% 15.0% 
 
   *他剤併用クロミフェン法とは当院独自の方法です