P2-0. 不妊概説(1)
西ウイミンズクリニックでの不妊治療による妊娠実績は2002年末までに1400名を越えています。
★不妊治療の概説
◆1不妊原因の概説
▼P2-1 不妊症の原因
▼P2-3 不妊症原因の解説へ
女性不妊
・頸管粘液の異常 :性感染症、卵胞ホルモン低下
・卵管の異常 :卵管峡窄・閉鎖、卵管采癒着、卵子の捕捉障害
・着床障害 :子宮の異常(筋腫、奇形、ポリープ)、黄体機能低下
・排卵障害 :高プロラクチン血症、PCO、視床下部機能低下症、下垂体機能低下症、卵巣機能低下症、POF
・子宮内膜症 :腺筋症、チョコレート嚢腫、癒着
不妊
・免疫性不妊 :抗精子抗体
・原因不明不妊 :多くは受精障害、あるいは着床障害や捕捉障害と思われる
・受精障害
男性不妊
・精子の異常 :乏精子症、精子無力症、精子奇形症、無精子症、精液感染症
・射精障害 :インポテンツ、逆行性射精
◆2検査
▼P2-2 検査
▼P2-2k 検査詳細へ
◆3当院における治療体系
▼P2-4 一般不妊治療へ
▼P2-5 原因にそっての治療へ
▼P2-5M1 ▼P2-5M2 治療法の説明へ
▼P2-6 ARTへ
▼P2-6-1 ART(新しい医療技術)へ
□タイミング法
(排卵に合わせ性交指導)
←頚管粘液の改善
一般不妊治療
・
排卵調整
クロミフェン内服 hMG注射 hCG注射
・
卵管疎通性の改善
子宮卵管造影 卵管通気通水 マイクロサージュリー
・
子宮内膜症治療
GnRHによる薬物療法 外科的治療(チョコレート嚢腫穿刺アルコール固定を含む)
・
着床障害の除去
子宮筋腫、子宮奇形などの外科的治療およびGnRHによる薬物療法
・
黄体機能不全の是正
クロミフェン内服、hCG注射、黄体ホルモン内服
□人工授精
(濃縮洗浄精子を子宮内へ注入)
→精子凍結
・AIH
(自然周期における人工授精)
・CC+hCG-AIH
(クロミフェンでの排卵誘発周期における人工授精)
・CC+他剤併用+hCG-AIH
(当院独特の方法)
・hMG+hCG-AIH
(注射での排卵誘発周期における人工授精)
カウンセリング不妊相談
□GIFT
(卵管内配偶子注入法)
卵管内に卵子と精子を混合して注入。卵子の捕捉障害等に有効。
ART
□IVF/ET
(従来の体外受精・胚移植)
・凍結胚移植
余剰胚、OHSS回避時の胚を凍結しておいて、他の周期に融解し移植する。
・アシステッドハッチング
凍結胚移植時、着床不全が続く時、卵子の透明帯に穴を開け、着床しやすくする。
・胚盤胞移植
胚を胚盤胞になるまで体外培養したものを移植する。
□ICSI
(卵子細胞質内精子注入法)
前回、IVFで受精しなかった時や、精子が極端に少なかったり運動性不良の場合、抗精子抗体を有する時などに有効。
□TESE
(精巣内精子回収法)
無精子症の場合、精巣内生検し精子細胞があれば顕微授精する。