
学校法人 鶴川学院
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高柳富夫
農村伝道神学校は「現場」からの声に応える神学教育に取り組みます。伝統的な神学の枠組みに捕われることなく、神学することの新しい地平に向かって常に開かれてありたいと思います。神学することはイエスの福音を生きることと心得て、現場実習を重んじます。そこで痛み苦しむ人々との具体的な出会いと交わりを通して、聖書に向き合いつつ「現場」からの声を宣教の課題として受けとめ、担いつづける伝道者を養成します。
(本校校長)
渡辺英俊
周縁からの福音を
文明総体が問われる「原発大震災後」の日本社会で求められているのは、周縁からの見直しだと思います。大きいもの、富める者、力ある者、中心(都市)にいる者の視点から発想されてきた価値観に対して、小さい者、貧しい者、弱い者、周辺(地方)におかれた人びとの視点から、価値のはかり方を見直す必要があります。「農村」的なものに固着してきた農村伝道神学校は、その鍵を持っています。新しい時代の福音理解の発信基地になることを期待します。
(なか伝道所牧師)
栁沼赦羊子
私の農伝時代は、自分の内面と向き合い、葛藤し、様々な立場の方達の意見のぶつかりあいの中で苦しみ、体調不良が続き、よい思い出が少ない。しかし苦しい中で多くの友人達に励まされ卒業できた。この度の東日本大震災で被災した後、私を支えてくれたのも農伝の先輩であり友人達であった。私にとって農伝は心の底から信頼できる人達と出会えた場所である。入学すれば、必ず自分にとってプラスになる所、それが農伝だと思っている。
(日本基督教団千厩教会担任教師)
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東京にありながら自然の恵み深い野津田の地に農村伝道神学校はある。校舎は森に囲まれ、敷地内には広い農地があり、豊かな収穫もある。私たちが忘れかけている風景がある。ここでは緩やかな時間が流れており、自分自身を振り返りながら教師、同僚とともに神学を学び、思索を深めるのに最高の環境が用意されている。教育内容、講師陣も充実している。農村伝道神学校で、自然と一体になりながら4年間を過ごし、将来の牧会に備えてほしい。
(埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科教授、本校講師)

召命感という言葉がある。しかし牧師という職は「召されたり」「選ばれたり」するのではなく自分で選ぶのだ。選ぶからには責任が伴う。地域で生き、人々に出会い、受け入れられた時に、はじめて心の扉が開かれる。その中には人々の計り知れない人生があり、
「召された」などと仰々しい言葉を用いなくとも、その人生の苦悩と愉快と感動が牧師を豊かに育ててくれる。「選ばれる」のではなく、「選ぶ」ならば、俄然この神学校は面白い。
(日本基督教団周防教会牧師)

水海道教会と墨田区東向島児童館(本所皆川記念館指定管理者)で働いています。バーチャルなゲームをあたかも現実と思っている子ども達に、身体を動かして汗をかくこと、けんかして仲直りしたら気持ちがいいこと、皆で色々な経験を共にしようと毎日格闘しています。
神学校時代、学びも課題もとことん付き合ってくださった教師達、生意気な学生を快く受け入れてくださった実習先の諸教会。神と人と地域に仕える姿勢を学び、今につながっています。
(本所賀川記念館常務理事)
