紅葉狩り

 草花にあまり興味がなかった頃から、秋の紅葉狩りだけは熱心に出かけていました。
母も楽しみにしていて、酔い止めの薬を飲みながら幼かった私の子供たちと一緒に嬉々
として車に乗り込んできたものです。

 考えてみるとここ数年、母を連れての紅葉狩はとんとご無沙汰していることに気付きました。
行くなら寒暖の差が激しい阿寒方面と思い、早速問い合せると既に「見ごろの時期に入って
います」の答え。

 折りしも大暴れ中の台風22号が接近の頃で、天候ばかりでなく日程の都合も車の都合も悪く、
心は焦るばかり。 今年の紅葉狩りは無理かと半ば諦めていました・・・が運良く、いろいろな
偶然が重なり、ぽっかりと時間が空いたのです。

 大雨になるはずの空模様は雲間にかすかな光さえ差しています。
「青空を・・」などと贅沢は言っていられず、腰の重い母を連れ出すまでは大変でしたが、後は
快調そのもの。 「酔い止め不要」の夫の予言どおり、母は窓の外に見える景色に感嘆して
車酔いなどすっかり忘れているようでした。  放牧されている牛や馬を見て昔話に饒舌になり、
夫と絶妙な冗談さえ交わしています。

 まだ緑濃い川べりにつがいのタンチョウヅルを見る幸運も重なり、この日の外出はとかく
バッテリー切れになる私にとっても、充電の嬉しいひとときになりました。
 
 気象庁からの紅葉前線スタート宣言は『釧路発10月12日』。 それより2日早い10月10日
の紅葉狩りでした。
                                             (2004年10月)      





コウライテンナンショウ 10/10 阿寒


マユミ
 10/7 白糠


ツリバナ 10/7 白糠


アッケシソウ(サンゴソウ)
 9/20 厚岸


イヌタデ
 10/7  白糠


アキノキリンソウ
 9/20 厚岸




5/30  春の雄阿寒岳

阿寒湖畔スキー場の
スロープからの眺めです




10/10  秋の風景



白湯山の紅葉

白湯山は阿寒湖温泉南に位置する標高950メートルの山ですが
展望台のある788メートル地点が公園利用上、白湯山と呼ばれて
います。 標高500メートル付近のスキー場から遊歩道があるので
ハイキング感覚で散策を楽しむことができます。


この日訪れた白湯山です
 途中ボッケが点在し、温泉の川が流れ、名前の通り白い湯気が
立ち上っているのを見ることができます
 中ほどの見事な紅葉は20分ほど歩いた所に集中していました
膝が痛い母はスキー場の駐車場で、日課のお昼寝をして留守番です
早々に散策を済ませ、落ち葉を沢山拾って母へのお土産にしました






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