第8幕 白雪姫編
注 : このお話は白雪姫を題材にしただけのパロディです。そのため本作と同じ展開には絶対になりませんのでご了承ください。
ここはとある場所のお城。
そこに香里姫というそれはそれは可愛らしい王女が住んでいました。
香里「あら、今回は私がヒロイン役なの?」
はいはい、おしゃべりはそこまで。次に行きますよ。
お城には継母も一緒に住んでいましたが、彼女は自分が一番美しいと思い込んでいました。
自意識過剰なのでいつも魔法の鏡に向かい、自分を褒め称える言葉を聞いていました。
栞「えぅ〜、私はそんなキャラじゃないのに〜。…鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?」
久瀬「それはもちろん倉田さんに決まっているだろう!!
貴様のようなちんちくりんがあの麗しき倉田さんと肩を並べようなどと片腹痛いわ!!」
つかつかつか、どごぉ!
久瀬「げぼぁ!?も、モーニングスターを叩きつけてくるとは、僕を殺す気ですか!?」
栞「シャラップです!!誰がそんな事を言えと言いました!!あなたは余計なことを言わずに『栞様がこの世界で一番お綺麗です』と言えばいいんです!!!」
キラーーーン
北川「余計な事を言うから」
栞「では気を取り直して。鏡よ鏡、世界で最も美しいのは誰?」
久瀬「……栞様が世界で一番起き霊です」
栞「あっ、またモーニングスターが滑りそうです」
久瀬「栞様が世界で一番お綺麗ですーーーーっ」
と、こんな感じで最低でも朝・昼・晩の三回は鏡に向かっていたのでした。
さて、香里姫が大きくなるにつれ、ある異変が起こりました。
栞妃が性懲りもなく、鏡に向かっていた時のことです。
栞「鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?」
久瀬「それは、くら…じゃなかった、香里姫でございます」
栞「な、なんですってーーーー!?」
自分が一番でないと気がすまないお妃様は、鏡の言葉に激怒します。
般若の形相で鏡を睨みつけつつ、
栞「ふ、ふふ、ふふふ、ふふふふふふふふふふふ」
あ、あの栞さん?
栞「そーですか。やっぱり私よりもお姉ちゃんの方が美人だって言うんですね」
栞妃様、目がマジです。
というか、すでに私怨が混ざってきてます。
栞「こうなったら私が一番美しくないと言うのであれば、香里姫を亡き者にしてやります!!」
こうして栞妃は、香里姫を亡き者にする為、様々な姦計を巡らせるのでした。
ある日、栞妃は一人で森に向かい、そこで出会った猟師にある依頼を持ちかけました。
栞「あなたにお願いがあります。明日、ここに香里姫が来たらその猟銃で撃ち殺しちゃってください」
斉藤「え?でも、人殺しは良くない事で……」
栞「ほほぅ、まずは斉藤さんからヴァルハラに送ってほしいようですね」
斉藤「は、はひ〜〜〜(こえ〜よ、誰か役を変わってくれ〜〜〜)」
栞「大丈夫です。ちょっと頭を狙ってその引き金をクイッと引けば、あっという間に終わりますよ」
魔界の魔王のような微笑で猟師にお願い(あれは脅迫だ by斉藤)した栞妃は、お城に戻っていきました。
さて翌日。
猟師斉藤が身を隠していると、そこに森へ遊びに来た香里姫が現れました。
猟銃で狙いを定めますが、どうしても引き金を引く事ができません。
斉藤「ダメだ、やっぱり俺には出来ない。俺はこう見えても平和主義者だからな」
そう言って、猟銃を投げ捨てると香里姫の前に姿を見せました。
斉藤「お嬢ちゃん、お嬢ちゃん、ちょっとお話があるんだがね。おじさんとちょっと一緒に来てくれないかな」
制裁も終わったので、ほらさっさと劇を進めて下さい。
香里「あなたは?って、何で泣いてるのよ」
斉藤「俺の事は気にしないでくれ……。それよりも城の悪魔が君の命を狙っているんだ」
香里「悪魔?一体誰が?」
斉藤「お妃様だ。お城に帰ると危険だから、この先にいる小人に助けて貰―――」
ドッゴーーーン
突然飛んできた巨大棘付き鉄球が猟師斉藤に直撃。
香里「ありがとう。あなたの犠牲は無駄にはしないわ」
こうして香里姫は森の奥深くへと逃げ込んでいきました。
その頃、栞妃はお城で吉報を待ちます。
幾ら待っても報せが届かない事に痺れを切らせ、鏡に問いかけました。
栞「鏡よ鏡、世界で美しいのは誰ですか?」
久瀬「……いい加減、何度も聞くのは止めて欲しいんだが」
栞「え〜と、借りた黒鍵は確か……」
久瀬「あわわ、この世で一番美しいのは、香里姫です〜〜〜」
その鏡の言葉を聴いた瞬間に、栞妃様の目にギラリと殺気に満ちた光が宿りました。
栞「なにか嫌な予感がしたので鉄球を投げつけておきましたが、案の定あの猟師裏切りましたね。仕方ありません、私自ら香里姫を始末しましょう。
誰か!!黒鍵と第七聖典を持ってきなさい!!」
森の中へ中へと逃げ込んだ香里姫でしたが、自分がどこにいるのか全く判らなくなってしまいました。
日も暮れだして、辺りはだんだんと暗くなっていきます。
香里「まずいわね。早く小人に会わないと」
佐祐理「あはは、お嬢さんお困りですか?」
どこからともなく、香里姫に声がかけられます。
ですが、どこを見回しても姿は見当たりません。
香里「あなたは誰?どこにいるの?」
佐祐理「あはは〜、ここですよ〜」
舞「下」
見れば、香里姫の腰くらいの背丈の小人さん達が現れていました。
香里「なっ、何でそんなに縮んじゃったの?」
名雪「お母さんのジャムを食べたらこんなになっちゃったんだよ」
秋子「名づけて、『ミニマムジャム』です」
香里「はぁ……(何だか秋子さんのジャムも何でもありになってきたわね)」
気を取り直し、小人美汐ちゃんが話を続けます。
美汐「私達はこの森に住む小人です。お嬢さんこそこんな所でどうしたのですか?」
香里「実は悪魔の化身と化した妹じゃなかった、継母に命を狙われて逃げているのです。お願いです、匿って下さい」
あゆ「うぐぅ、大変だよ。皆、あの人を助けてあげようよ」
あゆが声をかけると、香里姫の前にぞろぞろと7人の小人達が現れました。
美汐「大変だったのですね。判りました、では私達の住処に案内しましょう」
祐一「待て!ただでという訳にはいかないだろう」
名雪「祐一、じゃあどうするの?」
祐一「そうだな。香里姫にはその身体で」
どご、ぼご、ぐしゃ、ばきっ
真琴「祐一のバカーーーっ!!」
名雪「酷いよ祐一、私もう笑えないよ」
舞「ぐしゅぐしゅ」
佐祐理「あはは〜、祐一さん。舞を泣かせた責任は取ってもらいますよ〜」
あゆ「祐一君、冗談でも言っていい事と悪い事があるって分かってるよね?」
美汐「相沢さん、女性にそんな事を言うなんて、人として不出来です」
秋子「そんな祐一さんにはこれ。取って置き『サイコーに甘くないジャム』です」
仲間の小人から総攻撃を喰らった小人祐一は、哀れなボロ雑巾のようになってしまいました。
祐一「掃除や洗濯をして貰うと続けるつもりだったのに……」
香里「そんな言い方をした相沢君が悪いわね。ま、その程度の怪我で済んだと諦めなさい」
祐一「しくしくしく………」
香里「それはともかく、掃除や洗濯なら喜んでするわ。いえ、させて下さい」
秋子「あらあら、では私のお手伝いという事でお願いしますね」
香里「はい、宜しくお願いします」
こうして香里姫は小人達と共に暮らす事になったのです。
ちなみに小人祐一は、お仕置きとしてそのまま捨て置かれてしまいました。
祐一「皆酷いぜ……」
香里姫とついでに裏切った猟師を抹殺しようと黒鍵と第七聖典を装備してお城を出た栞妃。
ところが生来の体力の無さが災いし、途中で動けなくなってしまいました。
栞「はぁ、はぁ、う〜、猟師抹殺のためにいっぱい持ってきたのに、鉄球で潰されててすでに再起不能とは。
えぅ〜、なんだか酷い無駄な事をしてるみたいですぅ」
荷物を降ろし、さてどうしようかと考えていると、ふと妙案が浮かびました。
栞「そうです、変装して毒リンゴを持って行きましょう」
そう言うと栞姫は黒い外套をまとい、すっぽりと頭をフードで覆います。さらに、ボイスチェンジャーを懐に偲ばせ、籠の中にリンゴを入れて再出発しました。
ですが、よくよく考えてみると栞妃は香里姫が森のどこに行ったか判りません。
栞「困りましたね。どうしましょう…。あら?あれは?」
栞妃が見つけたのは、ボロボロにされ打ち捨てられた小人祐一でした。
栞「あのあなたは?ここで何をしているのですか?」
祐一「仲間に見捨てれられたんだよ……」
栞「仲間に?それはどうしてですか?」
祐一「お城のお姫様が匿ってくれって言った時に口を滑らせてこんな姿にされたのさ…」
栞妃の目がすぅっと細くなったかと思うと妖しく光り、小人祐一の頭をわしづかみに。
祐一「いだだだだ!!痛い痛い!!頭!頭が割れる潰れる砕け散る!!!」
栞「香里姫の居場所をいいなさい。さあ早く!!」
祐一「俺達小人の住処だよ!!」
栞「それはどこにあるのですか?」
祐一「ここをまっすぐ行くと湖があって、その手前に草木のアーチになっている所が目印だ!」
栞「そうですか、判りました。ではあなたにお礼です」
栞妃はおもむろに籠からリンゴを取り出すと、小人祐一の口に捻じ込みました。
すると小人祐一の口からこの世の物とは思えない奇声を発したかと思うと、泡を吹いて気絶してしまいました。
栞「ふう、口封じもしましたので先を急がないといけませんね」
栞妃が先を急ぐと、直ぐに湖が見え鮮やかな緑色のアーチが見えてきました。
栞「あれがそうですね。ん?あれは!?」
栞妃が身を隠すと、ちょうど香里姫が姿を現しました。
どうやら食事の材料を取りに行くようです。
栞「これは良いタイミングです」
一人ほくそえんで、栞妃は香里姫に近づきました。
香里「さって、秋子さんに頼まれた食材はっと…」
栞「これこれお嬢さん、美味しいリンゴはいらんかね?」
香里「いりません」
栞「そんなあっさり断らなくても……」
香里「だってあれを見れば誰でも言うわよ?」
と、香里姫の指差す方向には、泡を吹いて倒れている小人祐一が。
栞「むぅ〜、これってそんなに劇物なんでしょうか?」
香里「それじゃあ、これで」
栞「(このままではいけません)うあっ、胸が……!」
香里「え?栞?」
栞「スキありーーーーっ」
香里「むぐっ」
栞妃様の、妹を心配する姉の姉妹愛を逆手に取った策略。不意をつかれた香里姫は思わずリンゴを食べてしまいました。
すると、すぐに香里姫はその場で倒れ、動かなくなってしまいました。
栞「はぁ、はぁ、やりました。ミッションコンプリートです。これで私がこの世で一番美しいのです!!」
香里姫を亡き者にした栞妃は、スキップをしながらお城へと帰っていきました。
その頃、住処では香里姫の帰りが遅いので、皆心配していました。
舞「香里、遅い……」
佐祐里「ひょっとしたら迷子になってしまわれたのかも」
美汐「皆さんで探しに行きましょう」
小人達が家から出てくると、すぐ近くで香里姫が倒れていました。
あゆ「あ、あそこに!」
名雪「香里姫、しっかりして下さい!」
駆け寄って呼びかけてみても、香里姫から返事がありません。
小人達は揺さぶったり香里姫の上に乗ったりしてみますが、やはり何も反応を返しません。
悲しくなった小人達は、おいおいと泣き崩れます。
北川「ふう、森へ散策へ来たら迷ってしまった。おや、どこからか泣き声が聞こえてくるな」
北川王子が鳴き声のする方へ歩いていくと、そこには6人の小人達に囲まれて倒れている美女が居ました。
北川「これはどうしたのですか?」
あゆ「香里姫が倒れちゃったんだよ〜」
名雪「王子様、どうか香里姫を助けて下さい」
秋子「古来より、姫を助けるのは王子の口づけと決まっていますので香里姫にキスして下さい」
舞「キス……」
佐祐里「あはは、舞真っ赤だよ〜」
あゆ「じ〜〜〜」
名雪「北川君、ファイト、だよ」
真琴「ほら、とっととやっちゃいなさいよ!」
美汐「真琴、そう急かせてはいけません」
北川「え!?で、でも、いや、その……」
小人達の勢いと展開の早さに、北川王子は尻込みをしてしまいます。
真琴「あぅーーーっ、さっさとしなさいよぅ!!真琴は気が短いんだからねーーーっ」
佐祐理「あははーっ、佐祐理達がお手伝いしますよ〜」
舞「キス……どきどき」
業を煮やした女性陣は、背後から北川王子をぐいぐいと押します。
北川「お、押さないで!!どわっ!?」
するとどうでしょう。
マントに躓いた北川王子はそのまま香里姫の上に倒れてしまいました。
覆い被さる様にして北川王子の口は香里姫の口に。
香里「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ」
北川「あ!えと、その、……」
北川王子も突然の出来事に驚き、言葉が出てきません。
そうしているうちに、香里姫は目を覚まして起き上がりました。
香里「……………………………………」
北川「あ、あの美坂?」
香里「き…………………」
北川「き?」
香里「北川君に大事な物を奪われたーーー!!!もうお嫁にいけないーーー!!!」
絶叫した香里姫は脱兎の如く逃げ出し、更に森深くへと走っていきました。
秋子「北川さん、北川さん」
北川「な、何ですか?秋子さん」
秋子「キスの味はどうでしたか?」
北川「甘かった……じゃなくて!!美坂、待ってくれ!!」
香里姫が逃げ出した後を追って、北川王子も走っていきました。
あゆ「えっと……」
名雪「王子様もお姫様も居なくなっちゃったね」
佐祐里「これからどうしましょうか?」
秋子「原作では継母を懲らしめに行くというのもあるそうですから、栞さんをお仕置きしに行きませんか?」
舞「賛成。今回はやりすぎ……」
真琴「そうと決まったら早速行くわよ〜」
美汐「真琴、一人で先に行ってはいけませんよ」
こうして小人達はお城へと向かい、栞妃にきついお灸を据えたのでした。
栞「えぅ〜、こんな配役にした人なんてだいっきらいです〜〜〜」
一方、逃げ出した香里姫と北川王子はどうなったかと言うと。
一人佇む香里姫をようやく見つけ、ゆっくり近づいていきます。
北川「美坂……」
香里「……………………」
北川「その、決してわざとじゃないんだ」
香里「……判ってるわよ。北川君は嘘を吐かないって。でもね、乙女の唇を奪った罪は重いわよ」
北川「ああ、だから俺に出来る事なら何でもするよ」
香里「本当に?」
北川「男、いや漢に二言はない!」
香里「そう。じゃあ、あなたは一生私の傍に居て、私の為に尽くしなさい。いいですね?北川王子」
北川「わ、判った。誓うよ(こ、これは劇の続きなのか?それとも美坂の本心なのか?)」
こうして北川王子と香里姫は結婚し、愛妻家(恐妻家?)として仲睦まじく暮らしましたとさ。
めでたしめでたし
祐一「……………ところで俺は誰も助けてくれないのか?」
あ、忘れてました。
祐一「ひどすぎる……」
秋子「それでは第2回演劇部特別法廷を開廷します」
真琴「さいばんちょーの真琴よぅ」
美汐「前回同様、判事は私と秋子さんで行います」
真琴「あう、それじゃ検察側が喋っていいわよ〜」
香里「それでは、まず一人目の被告人カカヲについてですが、前回カンヅメの刑を脱走しました。
逃亡中でしたが、そろそろ……」
舞「……お待たせ」
佐祐理「あはは〜、捕獲してきましたよ〜」
カカヲ「だーーっ、は〜〜な〜〜せ〜〜〜〜!!」
秋子「川澄法廷係官。その被告を黙らせてください」
舞「分かった」
ズバッ
カカヲ「ぎゃーーすっ」
舞「大丈夫。みねうちだから」
カカヲ「あ、あんたの剣、両刃じゃないか……」
舞「……大丈夫。カカヲは剣で斬られたくらいじゃ死なないから」
カカヲ「をい」
美汐「お静かに。では栞検事、冒頭弁論をお願いします」
栞「はい。どうやらカカヲは今回は副管理人のTOMOKIさんに任せっきりで殆ど書いてないそうです。前回を遥かに超える職務怠慢ぶりに、やむなく起訴となりました。
カカヲの二次創作書きとしての自覚のなさを徹底的に立証してご覧に入れます」
美汐「その必要はありませんね」
カカヲ「へ?」
真琴「判決、有罪」
カカヲ「ちょっとまて!!意義ありだ!弁護士さん、なんか言ってくれ!!」
あゆ「うぐぅ〜、ボク難しいことよく分からない」
名雪「え〜っと、なにを?」
カカヲ「……」
美汐「被告人は、ヒロイン一人一人の短編SSを書き上げなさい」
カカヲ「書けない書かない書けるかーーーっ」
真琴「あ、真琴の真似した〜」
秋子「川澄法廷係官。そのうるさいのを取り押さえておくように」
舞「分かった」
香里「では、二人目の被告人に移ります。佐祐理さん、お願いします」
佐祐理「あはは〜、了解ですよ〜」
TOMOKI「あ、あれ?何で私まで被告人になってるの!?」
栞「この様なお話を書けば当然です!!」
カカヲ「はっはっは、ついに君も裁かれる時が来たのだ!」
栞「そこっ、うるさいです!」
栞、黒鍵投擲。カカヲの脳天直撃。
カカヲ「ぎゃあ」
ばったり
栞「さて、バカは黙らせましたので、それでは裁判を続けましょう。最初は……」
香里「なぜ最後のシーンをあのようにしたのですか?」
栞「お姉ちゃん、割り込まないで下さい……」
TOMOKI「その質問に答える前に私の質問に答えて頂けますか?」
香里「私に答えられる事なら」
TOMOKI「では、ズバリ!香里さんは北川君が好きなのですか?嫌いなのですか?」
香里「え?それは……こ、この裁判には関係ないじゃない!」
TOMOKI「いえ、大いにあります。で、先程の質問の答えは?」
香里「黙秘します」
TOMOKI「では香里さんの質問にお答えしましょう。なぜあのシーンを書いたかと言うと、別SSでは結婚まで秒読みだと言うのに、こちらでは意識すらしていないように見受けられるからです!!」
名雪「あ、傍聴席で北川君も頷いてる」
TOMOKI「と言う訳で、少しは意識してもらうきっかけになればいいなと思って書きました」
栞「判りました。では、次の質問です」
香里「ちょ、ちょっと栞、私の質問はまだ終わってないわよ?」
栞「北川さんときゅんきゅんしてるお姉ちゃんは黙ってて下さい!!」
香里「…………」
栞「こほん、さて今回私が悪魔のように振舞っているのはなぜですか?」
TOMOKI「それはですね、カカヲさんの『壊す時はとことん壊す』を参考にしたらこうなりました。てへっ☆」
栞「可愛く言ってもダメです!裁判長!TOMOKIさんにも極刑を!!」
TOMOKI「それにカカヲさんが書いていたお話の時点で、すでに扱いが酷かった様な気がしますが…」
名雪「そう言えば、そうだったね」
あゆ「うん、確かに」
カカヲ「こらっ!なんて事を言うんだ!俺は博愛主義者なんだぞ!」
TOMOKI「あ、それと、最初はここまで酷くはなかったんですけど、カカヲさんが手を加えたら輪をかけて酷くなりました」
カカヲ「ば、バカ!!シーッ、シーッ!!」
栞「極刑です!!死刑です!!牛乳責めです(カカヲは大の牛乳嫌い)!!」
真琴「あう〜、美汐どうする?」
美汐「そうですね、演劇部に不慣れなTOMOKIさんに極刑は重過ぎるかもしれませんね」
秋子「あらあら、それなら私から提案が。TOMOKIさんには次回作を書くまでカンヅメの刑でどうでしょう?」
あゆ「だったらTOMOKIさんには、ボクがメインの演劇部を書いて欲しい!!」
TOMOKI「あゆさん!?あなたは私の弁護士でしょう!!そんな事を言ってどーするんですか!?」
美汐「と言ってますが、美坂先輩の意見はどうですか?」
香里「…………」
佐祐里「あはは〜、香里さんはオーバーヒートしちゃってそれどころじゃないみたいですね」
舞「香里、真っ赤……」
秋子「では、TOMOKIさんは次回作を書くまで、カンヅメの刑ということで」
TOMOKI「そ、そんな〜」
真琴「あう、カカヲみたいに逃げ出したら、許さないから」
TOMOKI「とほほ……」
カカヲ「残念だったな。はっはっは」
美汐「何を暢気に笑っているんですか。あなたへの罰がまだです」
カカヲ「へ?」
美汐「牛乳責めの刑にしてあげたいところですけど、それをやってなおさら執筆できなくなると困りますので、次の話を書くまでご飯抜きです」
カカヲ「ぎゃーーーっ、そんな殺生なーーーーーっ」
美汐「ではこれにて閉廷します」