日本人の絆謹んで新春のお慶びを申し上げます。三月十一日の東日本大震災の後遺症が未だ重く残っております。死者一万五千八百人余、不明者三千四百人余、避難者三十三万五千人と報じられており、率直に新年を祝えない気持です。今年は国、地方挙げて被災に遭われた人々に援助の手をさしのべ、被災地の復興に全力で取り組まなければなりません。隣接県である山形県の役割は特に大きい。 そんな中、昨年の大震災に際し世界各国から日本人の行動に対し称賛の声が上りました。外国では暴動が起きたり略奪行為が横行するのが常であるが、日本では励まし合い、助け合い、食べ物を分け合って乗り越えました。日本人の絆と言えましょう。このような道義の高さは世界に誇るべきものです。長い日本の歴史の中で育まれてきたものです。神話の世界から現在に続く世界に類例のない天皇制を国民が常に守ってきたことや、今年皇紀二千六七二年という日本の暦に改めて思いを馳せ、日本人の絆の強さの根源を見い出した思いです。 民主党政権に幻滅民主党が政権を取って三年目を迎えた。十二月の世論調査で政治に不満と答えたのが八五%と報じられた。当然のことである。長い自民党政治との決別、清新さと期待感を持って登場した民主党政権であったが正直幻滅を感じている。代案もないのに最低でも県外と言って沖縄普天間問題でお手上げした鳩山。パフォーマンスだけで国民から総スカン、それでも総理の椅子にしがみ付こうとした菅、そしてこの度の野田内閣改造、今の民主党はくるくる廻る回転ドアと揶揄されている。月二万六千円の子ども手当、高速道路の無料化、暫定税率の廃止、最低年金の保障、すべて実現不能。予算の組替えと、埋蔵金の発掘で十六兆円はすぐ生み出せると言い、大衆迎合、金のバラマキのみのマニフェストで政権は取ったものの、日本という国をどう導いていこうとしているのか、方向が見えない。民主党にはそもそも党としての綱領がない。国家観が欠如している。外交指針、安全保障が定かでない。今はTPP参加と消費税を上げることのみ。世界に誇る長い歴史とすばらしい文化を持つ日本国を沈没させるつもりか。自民党よ保守の旗を高く掲げ政策を打ち出せ。 講和条約から六十年昭和二十年八月、日本は大東亜戦争(アメリカから太平洋戦争と言わせられた)に敗けアメリカの占領下に置かれた。歴史、地理、修身の教科書は取り上げられ、新聞、ラジオの報道にはすべて検閲が入り占領軍にとって都合の悪いことは一切報じられなかった。再びアメリカに手向かうことのないよう徹頭徹尾日本弱体化政策が取られた。この占領下で作られ与えられたのが現在の日本国憲法である。昭和二七年四月二八日、講和条約が発効し漸く六年八ヶ月にわたる占領から解放され独立したのです。今年は講和条約発効から六十年の節目の年に当ります。勝者が敗者を裁いた極東国際軍事裁判(東京裁判)も占領下の一方的な裁判であった。
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