| NPO大隅照葉樹原生林の会設立申請趣旨書から 1趣旨 食のブランド化などが言われるこの地域で、大隅半島の代名詞であるこの自然に光をあて、携わっていき、一般の市民にも分かりやすいような次の目的、大隅地域の照葉樹原生林を貴重な財産として、県民の財産、国民の財産にまで高め、県民一人ひとりに灯りをともし、この大隅の照葉樹原生林を霧島屋久国立公園へ編入してもらうことを最終目的に掲げ、当面は照葉樹の原生林を体感する会等の活動を続けていく。 大隅照葉樹原生林の会は、「まずは地元の人が大隅の財産である照葉樹林の大切さを知ることが大切」と呼びかけ、03年に稲尾岳登山や照葉樹林観察会で吾平町神野の神野林木遺伝資源保存林を現地体験するなどの活動をここ10年来活発に行なってきている。昨年11月には大隅半島と宮崎系統の照葉樹林について交流を深める「照葉樹原生林のシンポジウム」を開催、「世界的に見ても、後世に残さなければならない貴重な遺産」とし、「民が中心となりその自然保護の輪を広めなければならない」などの機運を高めてきた。 昨今の地球温暖化と言われる中、自然環境保全は必要不可欠であり、その「照葉樹原生林シンポジウム」では、宮崎大学名誉教授で宮崎県綾町「てるはの森の会」代表の上野登さんが「宮崎県の森陣保護の流れ」、鹿児島大学名誉教授で屋久島環境文化村センター館長の田川日出夫さんが「地球温暖化と森林」のテーマで基調講演。 日本生態学会員で綾町照葉樹林文化推進専門監の河野耕三さん、鹿児島短期大学名誉教授などを歴任し現在は大隅照葉樹原生林の会代表の大野照好さん、鹿児島大学教授の原口泉さんらが「大隅の照葉樹林」などのテーマで討議した。 特にそのコース整備と草木の名付けを行うなど活動をしてきた肝付町二股から金弦橋付近の原生林は、「山歩きを楽しむコースとしては国内に類のない森」だとの評価を受け、毎年4月から10月までの間、第4日曜日に照葉樹原生林を体感しようと働きかけている。 大隅半島に植生する豊かな照葉樹林及び自然林を通して、動植物の保存と環境保存を掲げ、これら自然林に加え宮崎県と鹿児島県霧島地区に広く分布する照葉樹林とをあわせ、世界に誇れる照葉樹林帯として情報を発信し、その価値を高めていくことで、地域の活性化につなげていきたい。 そのためには、単なる任意団体でなく、これら大学教授らの支援を受けながら、より社会に認められるような団体として、地域に対してはもちろん、県や国などに対して強くPRしていくためにも、NPOとして活動していくことが地域活性に繋がるものと確信する。 |
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![]() 照葉樹原生林シンポジウム風景 2008・11・22 |