ダンバインやがね。
「聖戦士ダンバイン」名台詞の方言バージョンです。
あの名セリフ、あの名シーンを、管理人ガラマニのご当地方言でお送りします。
ガラマニ県ガラマニ市の方言、これをガラマニ弁と呼ぶことにします。
同郷の方…翻訳・解説に不備がありましたら、ご容赦下さい。相当、テキトーですので。
| セクション1 第1話 ショウとマーベル初対面シーン |
| 正常バージョン |
| マ「地上の人。ドレイクに手を貸すのはやめてほしい。」 シ「なに?誰だ?!」 マ「ダーナ・オシーのマーベル・フローズンだ。 善悪の見境も無く、ドレイクに手を貸すバカな男! この世界のこと…このアの国のことが、わかってドレイクに手を貸しているの?」 ダンバインとダーナさん、森に不時着 マ「もう一度頼みます!」 シ「ゆうべ仕掛けてきたのは、あんたらだろう。」 マ「戦力の少ないあたしたちには、ああするしかなかったんです。 もう少し、事情をわかって。 …まだミサイルがあります!動かないで。」 シ「あんたも地上から来たのか?」 マ「そう。 ドレイクという人は、権力欲にとりつかれた男だという事がわかりませんか?」 シ「わからないな!ここには来たばかりなんだ。」 マ「せっかく…せっかく…なら、あなたを殺します!」 シ「出来るもんか!」 マ「わからずや!」 (余談:このままで充分、「正常」ではないという説もある) |
| ガラマニ弁バージョン |
| マ「地上の人。ドレイクに手ぇー貸すんはやめやー。」 シ「なんやて?誰やて?!」 マ「ダーナ・オシーのマーベル・フローズンじゃ。 美濃・尾張の区別も出来んとさいが、まむしドレイクに手ぇー貸してまうどたわけが! この世界のこととか。このあたりの郷土史とか。わかってやっとるんかておみゃーさん。」 ダンバインとオシーさん、森に不時着 マ「まーいっぺん頼むわ!」 シ「ゆうべ無差別テロしたんは、おめーらやげ。」 マ「うちら正義の方やで、雑魚キャラぐれーブチ殺したってええんやわ。 まーちっとストーリーの空気読みゃーせ。 …まんだミシャールあるに!動かんときゃー。」 シ「あんたも地上から来たんかて?」 マ「ほうや。 ドレイクっちゅーじんは、権力欲にとりつかれてまった奴やっちゅーことがわからんかね?」 シ「わからんわ!ここには来たばっかやし。」 マ「せっかく教えたっとるのに…ほいだらおみゃーさん殺すに!」 シ「できーひんわ!」 マ「聞かんきぃが!」 |
<セクション1 解説>
初級
「ほいだら」
直訳「それならば」「でしたら」など。非常に頻繁に使われる接続詞。
例:ロフトはまーええかね。ほいだらパルコ行くかね。
=ロフトでのお買い物はもう気が済みましたか。では、次はパルコに行きましょうか。
中級
「どたわけ」
代表的な罵倒語。度合いに応じて、三段活用する。
「たわけ」=バカですね。
「どたわけ」=かなりのバカですね。
「くそたわけ」=もう死んでください。
中級
「やめやー」
直訳「やめなさい」「〜するのはやめなさい」
優しくとりなす場合は「やめやーし」
忠告する場合は「やめとけてー」
例:特に、クラス内でいじめを発見した男子学級委員がよく言う台詞。
「ガラリアをいじめるのは、やめたれてー。」
=「ガラリアをいじめるのは、やめないか君たち。」という優等生な感じ。
上級
「じん」
男性を指す。表記は「仁」。
表記の通り、「あの御仁は…」という武士言葉由来。
例:マ「ダンバインに乗っとったじんは、全然、説得に応じんかったわ。」
ニ「まじかて。マーベルがゆったってもか。どういうじんじゃ。」
上級
「教えたっとる」
直訳「教えてあげている」
ガラマニ弁とは、動詞の活用形が最も難解であると言われる。
セクション2で詳説する、活用語尾をマスターすれば、あなたもガラマニ弁を自在に操れる者となろう。
| セクション2 第13話 ガラリアさんとトッド 馬上でイチャイチャシーン |
| 正常バージョン |
| ト「ガラリアか?!女戦士も、変われば変わるもんだな。 レディーを遠乗りにお誘いしてもよろしいかな?」 ガ「試してみたら?」 2人、乗馬 ト「ゼット・ライトになにを頼んだんだ?」 ガ「うふ…1度デートしてほしいって、誘ったの。」 馬、急停止 ト「…なぁるほどぉ。その代わりが俺では不服か?」 ガ「楽しませてくれる?」 ト「存分にな。 行き先はラウの国。タータラの機械の館というのはどうだ?」 ガ「オーラバトラーを手に入れて、この場所で今夜落ち合うのかな?」 ト「そういうこと!」 |
| ガラマニ弁バージョン |
| ト「ガラリアやん?!女戦士が見ぃ、でーれー変わりゃー変わってまうもんやな。 レデーを遠乗りに誘ってまってもええかて?」 ガ「試してみたらええがね」 2人、乗馬 ト「ゼット・リャートになに頼んどったんや?」 ガ「うふ…いっぺんデートしてみーひんって誘ったっとったんや」 馬、急停止 ト「…ほーかて。ほいだらその代わりが俺やったら気にいらんのかて?」 ガ「ええことあるかね?」 ト「たんとあるにー。 行くんはラウの国、タータラのききゃーの館やったらどうじゃ」 ガ「オーリャバトリャー手に入れといて、この場所で今夜落ち合うんかね?」 ト「ほーゆーことじゃ!」 |
<セクション2 解説>
初級
「ゼット・リャート」
「ききゃーの館」
「オーリャバトリャー」
表記【ai】は発音【ya:】に変化する。特に外来語に多く適用。
なまりのキツイ人は、【a:】も【ya:】に変化する。
例:マイルドセブンライト=ミャールドセブンリャート
例:バイパスを走行中にバンパーが故障しました。
=ビャーピャス走っとったらビャンピャーがこわけてまったわ。
初級
「でーれー」
直訳「たいへん」「すごく」=英語のvery
「でーれー」は、表記「どのらい」であるが、「らい」の【ai】が、「ゃー」【ya:】に変化し、
更に「れー」に変化。これに伴い、発声しやすい方へ、「どのりゃー」が「でーれー」に変化した形。
例:近くで見るとさいが、ゼリャーナでーれーでけーげ。
=近くで見てみると、ゼラーナはたいへん大きいのですね。
中級
「ええかて」
直訳「いいですか」だが、意味合いはやや違い、
嬉しさと恥ずかしさ、又は、ひやかしやからかいの感情を含む、
勧誘・推量の表現。
例:昼間っから酒飲んどってええかて〜
中級
「ええがね」
直訳「いいじゃないですか」だが、これも意味合いがやや違う。
原文、ガラリアは「試してみたら?」と、推量形で言っているが、
明らかに勧誘の意図を含み、なおかつ「試せ。」と強要しているので、
ガラマニ弁の代表的な、勧誘+強要の表現にしてみた。
例:私がその気なんやで、まーホテル行ったらええがね!
上級
「誘ったっとったんや」
動詞の、過去完了進行形。
| 現在形「誘う」 現在進行形「誘っとる」 過去形「誘っとった」 過去完了進行形「誘ったっとった」 |
現在形「行く」 現在進行形「行っとる」 過去形「行っとった」 過去完了進行形「行ってまっとった」 |
現在形「ヤる」 現在進行形「ヤっとる」 過去形「ヤッとった」 過去完了形「ヤッたった」 過去完了進行形「ヤッてまっとった」 |
現在形「したる」=してあげる 現在進行形「したっとる」 過去形「したった」 過去完了進行形「したったった」 |
つまり、「〜してまった」は「やっちまった・・・」という後悔の念を含み、
「〜したったった」は「〜してあげたのだ。」という自負を表す。
例:彼はしてまったとゆーとるけど、あれは私がしたったったんやに。
=彼は間違いを犯した、早まったと思っているらしいが、
むしろ私の方がボランティア精神で、Hしてあげたのです。
| セクション3 第4話 ガラリアさんとゼット 交渉シーン |
| 正常バージョン |
| ゼ「ガラリアどの?」 ガ「バーン・バニングスに、いい顔ばかりはさせておけないこととなった。」 ゼ「こんな夜中に、先陣争いですか?」 ガ「ゼット・ライト、大至急ドロを修理してくれまいか。 バーンより先に、ゼラーナを叩きたい。」 ゼ「朝にはなんとか型になりますから、もう少しのご辛抱を。」 ガ「それまで待てない。今、引き渡しを。」 ゼ「無理なことを!鍛冶工は寝ています。」 ガ「なら、私にオーラ・バトラーでも。」 ショット登場 シ「なりませぬな。この夜半に。 ましてあなたには、バーンほどのオーラ力もない。 オーラバトラーに乗るのは、危険極まりない。」 ガ「気力で動かしてみせます!」 シ「それほど功名がほしいのなら。 リムル様を救い出すことが、先決ではないですか。」 ガ「もういい!頼まぬ!」 |
| ガラマニ弁バージョン |
| ゼ「ガラリアどの?」 ガ「バーン・バニングスはちょうすいとるでかんのだわ。」 ゼ「こんな夜中に、先陣争いですか?」 ガ「ゼット・リャート、ちゃっとドロ直したってくれーへん? バーンより早ように、ゼリャーナ叩いてまいたいんやて。」 ゼ「朝にはなんとか型になりますから、もう少しのご辛抱を。」 ガ「そんなに待てーへん!今すぐやったって。」 ゼ「無理なことを!鍛冶工は寝ています。」 ガ「ほいだら、私にオーリャバトリャー出してちょ。」 ショット登場 シ「あかんがね。こんな夜遅ぉーに。 それに、おみゃーさんにはバーンぐれーのオーリャ力あらせんし。 オーリャバトリャー乗ってまったら、えれーこぇーことになるにー。」 ガ「気力でやってまうでええもん!」 シ「そんなに功名がほしいんやったら。 リムル様を救い出したる方がええんと違うかね。」 ガ「まーええわ!おみゃーさんらには頼まへんで!」 |
<セクション3 解説>
このセクションのポイントは、ゼットの台詞が、ガラマニ弁に翻訳出来ない点である。
ガラマニ弁とは、敬語、丁寧語においては発露しないのである。
主に、タメ口でのみ、表れる方言、それがガラマニ弁。
戦前までは、敬語においてもガラマニ弁は使われていたが、現在、敬語で生き残っているガラマニ弁は、
「御無礼します」
直訳「失礼します」の、退出時
ぐらいである。
初級
「ちゃっと〜して」
直訳「早く〜して」
例:11時やがね。ちゃっとチャット行かなかんわ、まーみんなやっとるやろー。
上級
「ちょうすいとる」
直訳「優等生ぶってさ、誉められていい気になってさ、
最近あいつ、調子にのってるんじゃない?ふん、足元すくわれないよいうにしなよ」
的、意味。これでもやや、解説が足らない感じがする。
ようするに、この時点でのバーンを、ガラリアが評するのに、最も適した言葉。
| セクション4 第25話 バーンの独白シーン |
| 正常バージョン |
| 「敗北に次ぐ敗北。すべてあの地上人が現れてから… わたしは勝ちたい! わたしは奴を破りたい! わたしは騎士の出のはずだー!」 |
| ガラマニ弁バージョン |
| 「やってもやっても負けてばっかおる。ぜんぶあのよそもんが来てからじゃ… わっちは勝ちてーんじゃ! わっちは奴を負かしてまいてーんじゃ! わっちは士族やったはずじゃー!」 |
<セクション4 解説>
初級
「わっち」
2004年現在、80歳以上の方が、たまに使う一人称。
男女共通。「わたし」と「うち」が合体した形であると推測される。
例:ガラマニさん、でゃーこん食いんさるかね。これ、わっちが作ったんやでなも。
=ガラマニさん、お大根は食されますか。これはわたしが栽培したのですよ。
上級
「士族」
日本国は、明治維新より四民平等を掲げて久しいが、未だもって
「うちは士族やで、よそとは違うでなも」
と発言する、80歳以上が多い、ガラマニ県。他県も、田舎では同様かもしれない。
これは、戦時中、徴兵の際に、士族の子弟は優遇され、入隊時から、高い地位が与えられた経緯に拠るものらしい。
バーンのように、いつまでも自分の階級意識を捨てきれない人が多い、ガラマニ県。
だから、選挙では保守天国となるのかもしれない。
| セクション5 第49話 ショウとバーン 決闘シーン |
| 正常バージョン |
| シ「その怨念でなにを手に入れた?!」 バ「力と狡猾さだ!さすれば勝つ!」 シ「俺は人を殺さない。その怨念を殺す!」 グサ、グサ。(ひと殺してんじゃん。ボソッ) シ「シーラ・ラパーナ、浄化をー!」 |
| ガラマニ弁バージョン |
| シ「その怨念でなに手に入れたんじゃ?!」 バ「力と狡猾さじゃ!ほいだら勝つんじゃ!」 シ「俺は人は殺さへん。おみゃーさんの怨念殺したる!」 グサ、グサ。(ひと殺しとるやん。ボソッ) シ「シーラ・ラピャーナ、浄化しやぁー!」 |
<セクション5 解説>
上級
「〜しやぁー」
直訳「〜しなさい」
ショウがシーラに命令形で言うことはない、とお考えの他県の方、
方言とは、非常時にこそ露呈しやすいもの。
特に、ガラマニ弁は、言ってる本人に命令口調のつもりがなくても、
他県人には「キツイ言い方だなあ」と思われることが多い方言である。
その代表例が「〜しやぁー」
多少、丁寧さが加わると「〜しやぁーせ」
原文が「シーラ・ラパーナ、浄化をお願いしますー!」
であれば「シーラ・ラピャーナ、浄化しやぁーせ!」
になるが、「〜しやぁー」でもガラマニ県人にとっては、
「〜してね♪」ぐらいのニュアンスなのである。
勧誘の意志が入ると「〜しよまい」
最終回の非常時、ショウが俺と同郷人なら、
きっと、「浄化しやぁー!」と言ってまったと思うんや〜。
例:ちゃっとしやぁー!=もう少し早く行動してほしいです
バイストン・ウェルに行きゃぁー!=バイストン・ウェルにお行きになればよろしいかと
バイストン・ウェルに帰りゃーせ!=バイストン・ウェルにお帰りなさいまし
ガラリア、一緒にバイストン・ウェルに、帰ろまい!
=ガラリア、一緒にバイストン・ウェルに、帰ろう!