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もし、無人島に1枚だけレコードを持っていけるとしたら?

「もし、無人島に1枚だけレコードを持っていけるとしたら?」
この問いに対する色々な方々からの寄稿をまとめたコーナーです。無人島に連れて行くことにしたレコードの「@タイトル」「Aアーティスト名」「B選択した理由等」について、赤裸々に吐露して頂いた熱い意見です。無人島ではこの先、何年・何十年と生活が続くのに持っていけるレコードはたったの一枚だけ。エヘヘッヘ、結構悩むでしょ。さあさあ、さて、貴方ならどう答えますか?どのレコードを選びますか?もちろんCDだってOK!この際、ベスト版やボックスセットだってOK!ジャンルも不問!音楽の「趣味・趣向」はもちろん、「そのレコードにまつわる想い出」「音楽遍歴」「音楽ルーツ」、その人に与えた「インパクト」「心震えた想い」「熱き頃のライフスタイル」、末は「レコード・ジャケット」に至るまで、まあ皆さん語る語る。ある種、暴露本的なノリ!2〜3時間は酒の肴になること請け合いです。ここがきっかけで掘り出し物を見つけられれば儲けもの...

 

織田 遊楽齋
2001/6/30

 
 ファイルNo.46: 『Herbie Hancock Trio』 ハービー・ハンコック

 

   ちょっとお畑違いで申し訳ないんですが、もろジャズです(通の人はこんなのジャズじゃないと言いますが)。
  これはハービー(Pf)とロン・カーター(Bass)とトニー・ウィリアムス(Dr)との三人でなんと日本で録音したものです。81年のものですがこの頃にはもうジャズは日本でしか売れなくなっていたんですね、きっと。
  でも非常にナチュラルな録音できれいですがすがしい音です。誰にでも取っつきやすくそれでいて高度な即興演奏が楽しめます。
  計算された音楽もいいですが、たまにはこういう呼吸勝負の音楽も臨場感があっていいですよ。時にYAMAHAのMOTIFいいですね。
FJより
ひとこと
ハービー・ハンコックと言えば、JAZZの超有名ピアニストですが、私はやはり歌モノ中心で音楽を聴いてるせいか、ロクにきちんと聴いたことがないんですよ。これでも、クラシック・ピアノは20年くらい習っていたというのに(笑)。しかし、日本での録音ということ自体非常に珍しい感じがしますね。即興演奏がJAZZの醍醐味ではあると思うのですが、決まりきったフレーズのたれ流しのJAZZは全然面白くないし、やはり即興でかつ毎回違う新鮮なフレージングが聴ければ私にとってJAZZがもっともっと面白いものに感じられるのかな〜と思います。このアルバムは、きっとその新鮮な驚きが一杯ありそうですね。無人島で、のんびりと3人の呼吸に身をゆだねたら、結構心地良さそうですね。
(Yuki-Pyon)
ダン・ダ・ダン
2001/7/05
 ファイルNo.47: 『aja』 Steely Dan
 僕、たまたま中古CD屋で買ったんですけど、なんかこれ、最近ちょっとはやったドナルドフェイゲン?って人の昔の作品なんですね。
  なんかでも、今風っていうかクールっす。全然古く感じないですね。ほんっと涼しいっすよ!でもけっこう気持ち悪いコードとか使っててなんかほんとにあってんの?でもきっと凄い人なんだからいいんでしょうね。 
FJより
ひとこと
  いやあ、ついに出ましたねって感じです。無人島レコードに大賛成ですね。本アルバムはスティーリー・ダンの中でも最高傑作ではないでしょうか。バンド結成時には積極的にライブをこなしていたこのバンドでしたが、ライブの評判はイマイチ。まあ、むさ苦しいオジサンっぽい男たちが仁王立ちで演奏する様は見たくない気持ちも十分理解できるってものです(その後ドゥービー・ブラザーズに加入するジェフ・バクスターが一緒に演奏する当時のライブのフィルムが残っています)。
  そんなライブに対する悪評に嫌気をなしてか、ついには彼らはスタジオ作業による創作活動に専念してしまいます(つまりはライブは演らない)。こうなると何かネガティブにも聞こえますが、実は創作活動好きには答えられない状況になるもんなんです(後期のビートルズの活動と同じですね)。この前作に当る『幻想の摩天楼』では、当時クルセイダーズと活動を共にし、セッションギタリストとしての仕事もこなしていたラリー・カールトンに白羽の矢をたて、ソリストとして大々的にフューチャーします。これが大当たり。
  この『彩(Aja)』ではこの手法を一歩進めて(極めつけとも言えるでしょう)、スティーブ・ガッド、チャック・レイニー、ジェイ・グレイドンなど、当時の名うてのセッションマンを様々なパートに起用します。スティーリー・ダンの魅力は何と言っても楽曲の良さなのですが、これらのセッションマンを起用した演奏の素晴らしさもあいまって、本作を特別なモノとしてしまうのでしょう。本当に色々な人が本作を名盤として推薦するのを耳にします。
  しかし、どんな面子であっても、自分たちの求めるサウンドを創作する要素として使いこなすドナルド・フェィゲンとウォルター・ベッカー(彼ら二人こそがスティーリー・ダンなのです)の能力こそが絶賛されるモノと思います。なんせ参加したミュージシャンは、自分の演奏している曲が最終的にどんな楽曲になるのかさえ知らずにプレイしていた(させられていた)なんて逸話も残されています。
  前記の『幻想の摩天楼』と、この次作となる『ガウチョ』も無人島級で、個人的にこの3作が秀逸と思います。『ガウチョ』を最後にバンド活動を一旦休止してしまうのですが、その後ドナルド・フェィゲンはソロとなって『ナイト・フライ』というアルバムを発表、これがまた大受けします。このFJホームページ無人島レコードのNo10で”とちない”さんから推薦して頂いてます。これら4アルバムを聴いてみると、彼らの音楽性がドンドンJazzっぽい曲風に進んでいっている様子が解ります。聴き比べるのも非常に面白いと思います。蛇足ですが『彩(Aja)』収録の「Peg」はラリー・カールトンを一躍有名とした名曲「ルーム335」に似てるんだよなあ(笑)。
(Kiddy)
                     kayokayo
                   2001/8/17


 ファイルNo.48: 『janet.』(janet.limited edition BookType)
                                     Janet Jackson

 大人のバラードって感じで、1993年の私には衝撃的でした。
  CD全体を通して、雰囲気というかストーリーというか味わい!?があります。 シングルカットした曲も多くビデオクリップになっているものは必見です。
  スペシャル版はリミックスも付いて通常版にはない曲も入っていて お得です。(中古屋さんに急げ!) かっこいい女の曲は好きだなー。
 

FJより
ひとこと
  ジャネット・ジャクソンは私も好きなアーティストです。あの声質は独特で、他にいそうでいないですよね。声分析好きの私としては、ジャネットの歌声は全て裏声なのかな?と思ったりするんですが・・・。
  なんと言っても私にとっては『CONTROL』(1986)が印象的ですね。あのアルバムの中からカバーして何曲か歌ったこともあります。「Let's wait awhile」というバラードはカラオケに入ってることもあり、よく歌います(笑)。kayokayoさんのお薦めの『janet.』は実はフルでは聴いたことはないのですが、バラード好きの私としては聴いてみたくなりましたね。「again」も入ってるんですよね。
  『CONTROL』からジャムアンドルイスによるプロデュースになってブレイクしたジャネットですが、このアルバムは共同プロデュースのようですね。『CONTROL』当時のジャネットと最近のジャネットでは、曲調も結構違ってきていますよね。昔はいかにもダンサブルな曲調が多かったように思います。ディスコで踊れるような。ジャムアンドルイスの影響なんでしょうけど。最近はBGM系というか曲調もおとなしめが多いですよね。多分このアルバム辺りから自分の伝えたいメッセージとかも明確になったジャネットのようですし、プライベートでも色々と経験して、それまでのジャネットとは一味違ったジャネットが聴けそうですね。
  無人島ではジャネットのどこかフワッとしたような甘い優しい歌声が似合うような気がします。お兄さんのマイケル・ジャクソンも10月に久々のアルバムを出すようですが、一体どんなものになるんでしょうね。楽しみなような怖いような(笑)。ちなみに、kayokayoさんが教えてくれたのですが、『janet.』とスペシャル版の『janet.limited edition BookType』のジャケットは違うんですね。やはりエロチックなスペシャル版がいいですね(笑)。
(Yuki-Pyon)
           コニタン
        2001/8/20


 ファイルNo.49: 『我が心を風に解き放てば(De Mi Corazon Al Aire)』
                                        ビセンテ・アミーゴ(Vicente Amigo)  

  
  ポスト パコ・デ・ルシアと言われているフラメンコギタリストですが、センス、テクニック、ライブの臨場感、衝撃的かつ斬新な曲は一度味わえばもう虜。
  一生聴いても飽きがくることはないでしょう。
FJより
ひとこと
フラメンコギターと言うと、以前「ウルルン滞在記」というテレビ番組で、元プリ・プリのVo奥居香(最近岸谷香に改名しましたが)がスペインに滞在して、フラメンコを歌うという企画があったのを思い出します。その時にフラメンコのリズムが12拍というのが基本ということで、なかなか最初リズムがとれなかったんですよね。私もきっとフラメンコを歌うとなったら、まずリズムではまるだろうと思いました(笑)。その時伴奏していたギタリストの奏でる微妙なリズムにえらく感動したものです。弾き方が全然普通のギターとは違うし、コニタンの書いてるようにセンス、テクニックというのが非常に大きな要素を持つ音楽なんだということが想像つきます。ちなみにこの方のアルバムは聴いたことはまだありませんが、何はともあれいい男ですね(笑)。アルバムもかなり出しているようですね。ぜひ近々音も確かめてみたいと思っています。ライブで目の前で指使いとかを見てみたい気もしますよね。無人島に行くまでに、フラメンコをマスターして踊りながら聴くというのも、またおつなものかしら??
(Yuki-Pyon)
      ティフォーシ 三太夫
                2001/08/24

                     

 ファイルNo.50:  『Synkronized』 Jamiroquai

  最近正統派の16Beatをやるバンドがへっていて悲しいのですが、これは数少ない内の一つで、しかも売れてる!!
  一見テクノっぽいイネージでありますが、実は非常にオーソドックスな「どファンク」バンドです。ダンスもうまいし! 録音も聴きやすい丁寧な音で、とにかくいちいち手抜きがなく丹念に制作されていて、たちの悪いマニアな私もけちがつけられません。
  あえて言えば、10KHzあたりでマルチバンドコンプをきつめにかけているので、抜けの良い音では無いですね。ま、これが独特の特徴を作っているんですが・・・。
  買っても後悔しないし、決してはやり物では無く年月に色褪せない音です。

FJより
ひとこと
ジャミロクワイと言えば、デビューの頃Voがスティーヴィー・ワンダーそっくり!なんて言われて、そりゃすごい!とデビュー・アルバムなんぞ買ってみたものでした。ちょっとクールないい感じのお兄ちゃんって感じで、スティーヴィー・ワンダーとは全然違うけれど(だって、スティーヴィーに申し訳ないでしょ(笑)?!)ブラック・テイストのおいしいとこどりしてるというか、おしゃれっぽい印象でした。どファンクという感じは私的にはあまりなく、どちらかと言うと聴いていて結構心地よいサウンドですよね。このアルバムも買って損はないなら聴いてみようかな(笑)。しかし、ティフォーシ 三太夫さんのマニアックなコメント(10KHz云々)私はFJのMIXとかに関わったから少しだけ理解できるものの、一般ピーブルには少々難しいコメントですね〜。ティフォーシ 三太夫さんはもしや音楽業界の方なんでしょうか?
(Yuki-Pyon)

 

One And Only!(無人島レコード)