ブルーベリーを接木(つぎき)で増やしましょう
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〜ハイブッシュ系のブルーベリーに何度も挑戦したけど
失敗の連続でもうあきらめました。〜
〜暖かい地域ではハイブッシュ系ブルーベリー栽培は難しいのかな〜
最近多い問い合わせですが、決してそんなことはありません。
「土作り」をしっかりすれば、ハイブッシュ系も暖かい地方でも立派に育ちます。
でもすこしハイブッシュ系は「気難しい」かもしれません。
そんな時は「ブルーベリーの接木」に挑戦しましょう
育てやすく成長の早いラビットアイ系ブルーベリー(ホームベルなど)
の台木に少し気難しいハイブッシュ系ブルーベリーを「接木」します。
台木のシュートやサッカーの管理する難点がありますが
失敗の連続であきらめている方には朗報です。
一般的な接木(つぎき)方法
接木の時期は芽吹き時期直前が最適ですが、成長期以外の時期(挿し木可能期)でも
可能ですのでチャレンジしてみましょう

接ぎ穂の作り方
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接ぎ穂を作ります 穂木の長さは7〜8cmもあれば良いでしょう 図1の様に接ぎ穂を調整します 今回はチャンドラーを接木してみました 3は切れ味の良いカッターナイフで切り取ります 長さは1.5〜2cmもあれば良いでしょう 深さは2mm程度にしましょう 指を切らないように注意しましょう |
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正面から見た接ぎ穂の断面 接ぎ穂の調整は、一見難しそうに見えますが なれると面白いようにきれいに出来ます。 切り口を滑らかにする事が成功のポイント 複数本の接ぎ穂を作るときは切り口を乾かさないようにしてください。 |
台木の作り方
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挿し木2年苗を用意します 今回はホームベル(ラビットアイ系)を使いました。 根元付近の太さは約6mmほど、勢い良く真っすぐ伸びた枝を台木に加工します。 |
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台木の長さは、地際ほど良いのですが作業のしやすさも考えて、7〜8cmの長さにしました。 図2のようにはさみとカッターで台木を調整しましょう。 |
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図2の3のカーターで縦に切込みを入れます なれると簡単ですが一番緊張する瞬間です 1.5〜2mmほどの幅で深さ2cmほどの切込みを入れます。 垂直に切り込むのは意外と難しいかもしれませんが、何本か同じ作業をすればコツがわかってきます。 手を切らないように注意しましょう。 |
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いい感じに切込みを入れる事が出来ました。 あとはこの切込みに調整済みの接ぎ穂を差し込みます。 |
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台木に接ぎ穂を静かに差し込みます このときの注意点は台木と接ぎ穂の形成層を合わせる事が大事です。図5参照 ここまでくればもう一息です 最後まで気を抜かずに仕上げましょう |
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いよいよ最後の仕上げです 接木用のテープでしっかりと固定します 下から上に巻いてゆき、上で折り返し下までしっかりと巻きます 巻き方のコツはテープの少し伸びる性質を利用して、台木と接ぎ穂を強く密着することです。 もう一点はテープの巻き方は接木の接着面を空気に触れさせないようにしっかりと巻くことです。 |
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テープの巻き方で成功失敗を左右することもあるので手を抜かないで最後まで巻きましょう。 |
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最後にテープをしっかり結んで完成です 接木作業は慣れると10分ほどで仕上がります 一ヵ月後ぐらいから芽が動き始め、2ヵ月後ぐらいから徐々にカルスが出来始めるでしょう 水管理はブルーベリーの通常の管理と同じようにしましょう テープをはずすのは最低でも一年はそのままします |
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秋には立派な接木苗が出来ることでしょう 水管理は通常のブルールーベリーの管理と同じにします しかし過湿は禁物です 肥料はブルーベリー専用肥料か、油粕に20%ほどの骨粉を混ぜたものを少量(小さじ半分程度)与えてください |
クサビ形接ぎ穂調整
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図1の接ぎ穂の調整をクサビ形(マイナスドライバー方)に調整します。 通常の調整の方法と利点欠点があると思いますが、残念ながらよくわかりません 今の所作業上や結果でその差がわかりません 一番良い方法を試してみるのがよいかもしれません |
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正面から見た接ぎ穂の調整です |
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調整済みの台木に調整済みの接ぎ穂を静かに差し込んだ状態です このときの注意点はお互いの形成層を合わせることです このクサビ形調整では、2箇所の形成層が合わせる事が出来るので、有利な結果が期待できるかもしれません |
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いよいよ最後の仕上げです 接木用のテープでしっかりと固定します 下から上に巻いてゆき、上で折り返し下までしっかりと巻きます 巻き方のコツはテープの少し伸びる性質を利用して、台木と接ぎ穂を強く密着することです。 もう一点はテープの巻き方は接木の接着面を空気に触れさせないようにしっかりと巻くことです。 |
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最後にテープをしっかり結んで完成です 接木作業は慣れると10分ほどで仕上がります 一ヵ月後ぐらいから芽が動き始め、2ヵ月後ぐらいから徐々にカルスが出来始めるでしょう 水管理はブルーベリーの通常の管理と同じようにしましょう しかし過湿は禁物です テープをはずすのは最低でも一年はそのままします |
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つぎき後1〜1.5ヵ月後の状態です 芽が伸び始めました、一次成長(一度芽が成長し成長が止まること)です |
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接ぎ木後2〜3ヶ月目の状態 新芽が更に成長しはじめました。 接着部にカルスが出来始めていることでしょう ここまでくればまずは一安心 接ぎ木成功率が80%が目標ですが今年はどうなりますか |
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接ぎ木後4ヶ月目の状態 新枝が更に成長しはじめました。 短いもので約10cm、長いもので約30cm 約9割の接ぎ木が成功しました。 接ぎ木の成功率は挿し木のしやすい品種ほで高いと感じます。 |
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接ぎ木後5ヶ月目の状態 左から台木3年苗接ぎ木→7号ポット、接ぎ木成長70cm(台木部分含まず) 台木2年苗接ぎ木→5号ポット、接ぎ木成長60cm(台木部分含まず) 台木1年苗接ぎ木→3.5号ポット、接ぎ木成長40cm 接ぎ木の台木は2〜3年苗の生長が大変良好な結果です 大量に接木を作る方は台木1年苗でも十分でしょう |
緑枝接ぎ
殆ど休眠接ぎと同じですが葉の調整がポイントです
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梅雨の季節が適期です 今年伸びた新枝(シュートやサッカー)を使いましょう 先端部分はまだ柔らかいので切り取ります(約3分の1ほど) 梅雨以外に接ぎ木しても成功しましたとの事例もありますのでチャレンジしましょう |
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梅雨の時期に一時的に成長が止まります 成長点が黒くなっているのが見えるでしょうか 目を凝らしてよく観察すると分かる様になります この時期になると成長した新枝がしっかりしてきた合図です |
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成長の良い新枝を切り取ります 今年伸びた新枝(シュートやサッカー)を使いましょう 先端部分はまだ柔らかいので切り取ります(約3分の1ほど) |
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先端部分はまだ柔らかいので切り取ります(約3分の1ほど) |
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葉を2〜3枚残して切とり接ぎ穂にします だいたい10cmぐらいでしょうか |
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3枚の葉それぞれ3分の1〜4分の1残して切り取ります。 葉から極端な水分の蒸発を避けるためです 葉をすべて切り取るのは避けましょう |
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接ぎ穂の接合部分をV字型にカットします 切り口がでこぼこにならないように注意しましょう 切れ味の良いナイフで切るのがポイントです |
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台木に切込みを入れ、調整済みの接ぎ穂を静かに差し込みます 接ぎ穂と台木の形成層を必ず合わせましょう 大事なポイントなので手を抜かないで! |
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接ぎ木用テープで下から上へ折り返し上から下へ すき間無く少し圧着するように巻きます。 緊張しますが手をぬかず巻きましょう なれると簡単ですが、少し難しいかもしれません。 さーこれで緑枝接ぎが出来ました。 約一ヵ月後ぐらいから一時成長が始まり 2〜3ヵ月後ぐらいから2次成長が始まります この頃に成るとカルスも出来ていて、接ぎ木はほぼ成功です。 梅雨時は湿度が高いとはいえ、日差しも強いので半日陰での管理をしましょう |