■富士通 FMV-6300MC4/W バッテリー・セル(18650)交換方法■

交換方法
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ここに掲載されている作業を行い、何らかのトラブルが生じた場合や破損した場合など、当方では責を負う事は出来ませんので作業される方は全て自己責任にて行うようにしてください。

バッテリー・セル交換作業はとても危険を伴います。 異臭・発熱・発煙・発火などの危険性が考えられます。 その他、バッテリーに関する技術・知識なども必要な為、安易に考え作業される事はお薦め致しません。

【FMV-6300MC4/W 作業内容】
【FMV-655NU8C/L 作業内容】

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[1] PC本体よりバッテリーを取外し、左右端に付いているネジを外します。

[2] バッテリーケースが圧着されている個所を、慎重にカッターで切れ込みを入れていきます。

※中にはケース「ギリギリ」にセルやバッテリー・セル放充電制御基盤が入っていますので傷を付けないように、時間をかけて慎重に行います。

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[1] 実際に殻割りを行い、バッテリー・セルが出てくると、このような状態になります。 入っているバッテリー・セルは「A&TB製 LGR18650P」でした。 3直列2並列になっています。 バッテリーは「10.8V 3200mAh」となっていますので1セル辺り「3.6V 1600mAh」と言うことになります。

※A&TB LGR18650Pの資料では3.7Vとなっているようですが、放電圧測定方法の違いにより表記が異なるようで、3.6V/3.7Vどちらも使用が可能です。

※バッテリー・セル表記、18650とは「直径18ミリ」・「長さ65.0ミリ」の事を指しています。 その他「17670」等のサイズもあります。

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[1] ハンダ付けされている個所をハンダゴテで暖め、バッテリー・セルと放充電基盤を分離し取外します。 作業しづらい場合はケースからバッテリー・セルを取り出します。(下面は両面テープで付いています)

※バッテリー・セルに熱を加えることは危険である為、ハンダ作業は全て、出来るだけ2〜3秒以内で終了させます。

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[1] 用意したバッテリー・セルは同サイズです。 他サイズを利用する場合、ケースに加工等を伴う場合があります。 最悪の場合はケースに収まりきらない、固定出来ず中で動いてしまう(危険)・・・と言う事もありますので、同サイズの物を選びましょう。

※実際にはバッテリーケースを開けてみないと、どのサイズが使用されているのか解らない場合が多い。 特に中古品はバッテリーとして使えるかどうか解らないので心配。 新品バッテリー・セルもネットで購入出来るので新品は安心♪
こちら(1)こちら(2)など。 私が今回使用した物は1セル辺り2200mAh(中古)なので組上げると10.8V 4400mAhとなります。(純正の27%容量UP♪)

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[1] 放充電制御基盤に、元の通りハンダ付けを行います。 この時も2〜3秒以内で作業を終えます。

[2] 元々「並列」になっているバッテリー・セルが3つ有りましたので、残るは直列作業ですが、ここではハンダ付けは行いません。

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[1] 直列にする為のハンダ作業を行わず、そのままケースに収めます。

※出来るだけバッテリー・セルに熱を加えないようにする為。

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[1] このままでは直列として電気が流れない為、通電し、熱に強く、加工しやすい「調理などに利用するアルミ・ホイール」を適当な長さ用意します。

※誰もが考える「アルミ・ホイールを使用してバッテリー・セルタブ作り」。 ハンダ付けを行おうと試みましたが、ハンダが付きませんでした。(^-^; つるつる滑ってハンダが玉になってしまいます...。 この件は残念。(^◇^;)

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[1] 畳むように折り曲げて厚みを付けます。 ある程度厚みが出たら、バッテリー・セル(18650)の横幅と同じ位になるように、ハサミで切り、調節します。

※折り畳む厚みはケースに収めたバッテリー・セルの隙間を見て判断します。 隙間よりも多少厚めになるようにしておきます。

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[1] バッテリー・セルの間に上記で作成したアルミ・ホイールを挟み、直列として通電させます。 最後にテスターを利用して直列で通電されているか確認を行います。

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[1] バッテリーケースを元に戻し、テープなどを使って仮止めします。 左右端のネジを取り付け、バッテリーをPCに取付、充電を行います。 充電・放電共に問題が無ければ、ボンドなどを利用して圧着し完成です。

※初めの充電では充分に気を使ってください。 バッテリーが異常に熱を持っていないかなど10分程度触り続けて、異臭・発熱・発煙・発火等があった場合は、速やかにACアダプターをコンセントより取り外し、充電を中止します。(そのようにならない事を願っています)

リチウムイオンバッテリー・セル(以下:Li-ion)は、取り扱いが非常にシビアです。 殻割りの時にバッテリー・セルに穴を開けてしまったり、放充電制御基盤を傷つけてしまったりするだけで、発煙・発熱・発火する危険性があります。 取り扱いには十分に注意しましょう。

Li-ionは電圧を0.1V単位で制御しているようで、満充電時には約4.2V程度となります。 Windows等でバッテリー残量が0%と認識される時には3.4〜3.5V程度?のようです。 長期間放置してバッテリー・セルが3V以下になってしまった場合、制御基盤が「使えないセル」と判断し、充電を行わなくなってしまったりする事があったり、充電されても満充電されないなどの状態になる場合があります。

このような場合には該当のセルを取り出し、充電を行うことにより再度バッテリー・セルが利用できる事が多いです。 中古品のバッテリーは3V以下になっている場合が多く、充電が必要になりますが、Li-ionのセルを充電する場合には専用に充電器などが必要になります。


さて、上記に記載した事は一般的な事ですが、私自身が行う作業は自己責任ですので(^◇^;)、かなりの荒業?を行っています。(笑) 予め18650サイズのバッテリー・セルが使われている物をネット情報で探しておき、目的の中古品バッテリー(ジャンク品)を800円で購入してきました。※このページで掲載している物ではありません。

殻割りを行いバッテリー・セルを1本単位に分けます。 1本ずつ電圧測定し、極性が逆になってしまっているような「壊れているセル」がないかを確認します。 この時、極性が逆になっている物が有れば、そのセルは使えません。 幸い購入してきた物は壊れている物はありませんでした。

しかし、さすがに電圧は低く、このままセル交換を行っても充電されるかどうか解りません...。 余談ですが、電圧が低い物であっても、何度かPCで充電を繰り返すうちに正常に充放電出来る事もあります。 しかし、ここでは確実に作業を行う為、予め3Vを切っているセルを含め、全て3.4V程度に揃えることに致します。

かといって、私自身はLi-ion専用充電器(18650サイズが利用できる物)は持っていません。(笑) 専用充電器ではLi-ionのセルに対して、約5V程度の電圧を掛けて充電を行っているようです。

先駆者達はデスクトップの電源機より5Vを利用して充電されている方もいらっしゃいました。 5VだとUSBも同電圧なので余っているコードなどを加工し、なんとか充電できないかな?と考えましたが少々面倒なこともあり(笑)、今回は見合わせました。

そこで代用品としまして「車のバッテリー充電器」を使いました。 所有の物は「12V/6V」と切り替えが付いている物で、もちろん6Vで充電を行います。 0.1V単位で制御しているのは「充放電基盤」であり、セル単体になってしまうと制御する物がありません。 その為、専用充電器が存在し、過充電にならないように制御しているのですね。 ですからセル単体で、むやみに充電を行うことは危険なのです。

特に私のような6Vの電圧を掛けてしまおう・・・などと考えている人は、セルが爆発する危険性「大」です。(^◇^;) しかし、爆発しては私も困ります。(笑) セルに触りながら10秒電圧を掛け、20秒休む・・・を繰り返しました。 3〜4回繰り返すとセルが熱くなってきました・・・ひとまずここで一旦、充電は終了し電圧を計測します。 元々2.4Vの物でしたが、丁度、目標としていた3.4V程度になっていました。

これらの作業を各セルに行い、大よその電圧を揃えます。 もちろん、均一に充電は出来ませんので全て同じくらいの電圧になったら「全並列」に繋いでしまいます。 もちろん、並列に繋ぐには加工が簡単な「アルミ・ホイール」を使います。 このようにして一晩放置しておきます。 すると0.1V程度の誤差はありますが、ほとんどのバッテリー・セルが同電圧になります。

ここまで来たら「しめた」ものです。(笑) 制御基盤にハンダ付けし、バッテリーケースに収めます。 このページでの説明にもあるように直列に接続をするのにアルミホイールを使用し組上げます。 実は1本ずつに分けた場合、この方法で「並列」に接続も出来るのですね♪ かなり楽ちんです。 直列・並列共に電圧が正しいか確認をし、組みあがったらPCに取り付けます。

恐る恐るACアダプターをPCに繋ぎ、PCの電源を入れました。 ある程度、セルに充電されているのでバッテリーの残量は50%程ありました。 PCにて充電最中にバッテリーを触り、発熱をしていないか、異臭を放っていないかなどを確認します。 無事に満充電されて、次は「どの程度使用できるバッテリー・セルなのか」と言うことを確認します。 自分が行う一般的な作業(主にテキスト入力やネット、今回はMP3再生を平行して行いました)をバッテリー稼動で行うと、ななななっ、なんと1時間15分使えました♪

800円で、今まで10分程度しか使用できなかったバッテリーが復活しました♪ バッテリー・リフレッシュサービスなども有るので作業に自信が無い方はショップさんに頼まれた方が安全であり、セルも新しい物を使用していますので、もちろん稼働時間も長く利用できます。 私も初め、ショップさんにお願いしようと考えていました。 しかし、価格が高いのがネックであり、私みたいに「なんでも自分でやってみたい」と言う人にはお得感が山盛りなのです。(笑) 但し、くれぐれも作業は自己責任です。

ちなみにこのページで交換作業紹介しているセルは未使用品で、バッテリー時は4400mAhになります。 FMV-6300MC4/Wにて、私自身の一般的な作業で約4時間50分程度、バッテリー稼動が出来ました。 標準新品バッテリーで約4時間稼動ですから容量が増えた分、稼働時間も増えて最新PCと引けを取らないモバイルが出来るようになりました♪ 最近(2006/6月)では2400mAhなどのLi-ionセルなども出ているようなので、バッテリーとして利用する場合(3直列2並列)4800mAhになりますから、まだまだ稼働時間は期待できそうですね。

2006-07-06

自宅にあるジャンク品を掻き集め(笑)、他にも色々とリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セル交換やセル復活、気が付いた事などが有りましたので追加です♪ 使用していないジャンクPCなどから色々集めてみるとリチウムイオン(Li-ion)バッテリーが20個以上...。(^◇^;)

余談ですが・・・今までに140本以上?(^◇^;)、チェック作業している時に1本だけショートさせてしまいました...。 リチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルの+側端子タブに皮膜が付いていて通電出来なかったので「カッターの歯」で皮膜を削り取っている時に、いきなり目の前が一瞬「真っ白」になったかと思うと異臭が・・・。

真っ白になったのはショートした時の火花? 注意していたのに・・・やってしまいました。(^-^; 安全弁?が働いたのか、爆発することはなく事なきを得ましたが、物凄く怖かったです。(^◇^;) ショートしたのはその1本だけで、後からよくよく拝見すると+端子の周りが黒く変色していました。

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その後は窓を開け換気をして、カッターの歯を使用せず「紙やすり」で作業を進めたのは言うまでも御座いません。(笑)

しかしバッテリーパックから取り出したリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルが利用できる物もあれば、利用できない物も「かなりの本数」御座いました。(^-^; 下記はお役御免となったセル達で御座います。

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これだけの本数になりますと、処分するのも大変で御座います。(^-^; 私が住んでいる地域では「燃えないゴミ」や「資源ゴミ」でリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルは持って行ってくれません...。 一般に売られている乾電池であれば持って行ってくれるのですが、ボタン電池やニカド電池は最寄の販売店や協力店などに持って行き処分しないとならないのですが・・・さすがに60本位あると持って行きにくいですね。(^◇^;) 何回かに分割して持っていこうかと。(笑)

カラ割りを行う前にPCで充電を行ってみましたが「まともに使える物」・「バッテリー残量表示しているにも関わらず、ACアダプターを抜くと直ぐに電源が落ちてしまう物」・「充電0%から上がらない物」・「充電50%付近から上がらない物」などなど、色々な症状のリチウムイオン(Li-ion)バッテリーがあります。

まともに使える物は中のリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルが充分に使える状態(であると思われる)なので良いのですが、他の物達はそのまま使用する事は少々困難です。

そこで、私が今回行った作業をまとめてみました♪ 充電やチェックなどに行った機種は「富士通のFMV-655NU8C/L(リチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セル:17670サイズ)」にて行いました。

複数のリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セル交換を行い、気が付いたこと

基本的な事ですが、3.6Vのリチウムイオンバッテリー・セルは「満充電時約4.1V程度」、「PCにてバッテリー残量0%で約3.5V程度?」です。 3V以下のセルは「劣化し充電できなくなったセル」として充放電制御基盤が判断?し、充電されなくなってしまいます。

リチウムイオン(Li-ion)バッテリーパックをカラ割りし、バッテリー・セル単体でチェックを行い、現状態を確認します。 タブで2本並列に繋がれている物も各1本ずつに分けてしまいます。 分けてしまう理由ですが、例えば、2本並列で繋がっている時には「3.6Vの出力」があった場合でも、1本ずつにすると「1本は3.6V、もう1本は通電していない」などの症状が作業中、幾つかあったのですね。

そうなると「1本は充電されない物を利用する事になってしまうのでリチウムイオン(Li-ion)バッテリーとして利用した場合、結果的に容量が減ってしまう・・・」と言うことになります。 そのような場合、PCでバッテリーとして使用していると「バッテリー残量表示しているにも関わらず、ACアダプターを抜くと直ぐに電源が落ちてしまう物」であると考えられます。

その為、チェックを行う場合は必ず1本ずつに分けます♪ 1本ずつ分ける場合、問題なのは「タブ」ではないかと考えますが、上記交換作業手順など見て頂くと解るかと思いますが、ケースに収めて直列・並列に接続する場合「アルミ・ホイール」を利用しますので問題はないと思います。

但し、充放電制御基盤から出ている電源コード等は、最低でも4箇所?「ハンダ付け」を行うことになるので、タブを切ってしまう場合には予め「どちらかに寄せて切り」、ハンダ付けが出来るタブを残しておきます。 タブを残しておく場所は、交換する自分のリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セル状態によって異なりますので、考えながら切りましょう♪(笑)

他には何らかの理由によりリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルが破損してしまい「+と−の極性が反対になってしまっている物」や「100mV〜400mVの出力をランダムに繰り返している物」等がありました。 これらのリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルは、私では「どうすることも出来ない」ので交換用セルとしては「お役御免」と致しました。(^-^;

もし、予めリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルに3.6V以上電圧があった場合、セル交換作業を行う前にある程度、「各リチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セル単位で電圧を揃えておく」方が良いと思います♪ 理由は「偏った電圧リチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セル」が混在したまま充電を行うと、一部の電圧が低いセルが満充電になる前に、他のセルが満充電になってしまい、PCで「バッテリー残量100%」と表示されてしまうからなのですね。

但し、このような状態であってもバッテリー残量を使いきり、何度か充放電を繰り返すと自然に各リチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セル電圧が均等化して行きます。 しかし「うまく放電出来ず偏ったままのバッテリー・セルが存在していたら・・・」と考えると、折角、セル交換を行いバッテリーが復活したぁ〜♪と、素直に喜べない部分もありますし、実際にそうなった場合、バッテリー稼働時間は短くなってしまいますので(^-^;、「バッテリーケースに収める前に電圧を揃えておくと精神衛生状態は良い」と思います。(笑)

電圧を揃える場合は、全てのセルを並列に繋ぎ(アルミホイールで可)一晩置いときます♪ これでリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルの電圧がプラスマイナス0.1V単位で均一化します。 実はこの作業を行うと、中には「均一されないセルの存在」も発見できる場合があります。 ちなみに私の場合は、こんな感じで♪(笑)

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他の物よりも電圧が極端に低い(0.3V位)・・・と言う物があったら、きっとそのセルは「劣化」しています。 他のセルと電圧均一化できない物を混在させてしまうと、そこでも容量が減ってしまう事になりますので、そのようなセルを発見した場合は正常に均一化できるセルと交換しちゃいましょう♪

リチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セル復活[活入れ]

幾つもチェックしていると、何らかの理由によりリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セル電圧が3V以下で「充放電制御基盤から充電されなくなってしまった物」等があります。

PC機種(制御基盤の機種?)によっては、3V以下でも充電を試みる?物もあるかと思いますが一般的にはリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルが3V以下になってしまったバッテリーパックに対してPCから充電は行われないと考えます。 この状態が「充電0%から上がらない物」であると考えます。

状況は色々ですがリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルが異常なのではなく、「充放電制御基盤が異常」という場合も少なくないのですね...。 試しに正常なバッテリーパックの充放電制御基盤を利用して「充電0%から上がらない物」から取り出したセルを交換してみたところ、問題無く充電出来ちゃったり♪(笑)

他のサイト様などを拝見すると「ハンダ作業中に自身で基盤のヒューズを飛ばしてしまった」と言う記述も拝見致します。 今回作業したバッテリーパックはヒューズも飛んでいなく、カラ割りされた形跡もありませんので・・・理由は解りません。(^◇^;) しかし、こう言った充放電制御基盤を利用しているとセルに充電されるのですが2分程度でPC電源が切れてしまうことがあります。

電源が切れた後、セル単位で電圧を計測すると3.9V程度充電されたままになっていたり・・・しかしOS上でバッテリー残量がみるみる減っていきます。(^-^; こう言う場合は充放電基盤の不具合が多いので正常な基盤を何とか手配して交換される事をお薦め致します♪ 購入したPCが中古品ですから、どのように扱われてきたバッテリーパックか解りませんし。(^-^;

では、どのようにリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルを復活させるのか? 行動・作業は危険ではありますが(^◇^;)、リチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルを復活させる事も「出来る場合」があります。 危険なので他人にはお薦め致しません。(^-^;

復活が出来るであろう・・・と思われるリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルですが、私が行った作業の中では「電圧が約1.8V程度の物まで」は復活させることが出来ました♪ ここで言う復活とは「バッテリー・セルの電圧出力耐久性」等ではなく、単に「3.6Vリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルが満充電とされる4.1V〜4.2V程度に充電が出来る事」を意味します。

作業内容ですがバッテリー・セルに対して5V程度の電圧と規定よりも大きな電流を掛けます。 このような行為を【活入れ】と言います♪ ちなみに、リチウムイオン(Li-ion)専用充電器で掛ける規定の電圧は4.5V〜1V程度(セル充電圧状態により可変)、電流は約0.4A程度(可変)のようなのですが、私は専用充電器を持っていませんので、車用バッテリー充電器(12V/6V切替[6V:10A])を使用しちゃいました。(^◇^;)

PCは色々な場所で5Vを利用しているので電源元には困らないと思います。(笑) 「+と−」を間違えないように接続し約10秒程度充電を行い、30秒程度休み、再度約10秒程度充電を何度か繰り返します。 2度目位から+側セルに少し熱を持ってきますので、3度以上行う場合は1度、鉄製品?に+端子を付け「放熱」してから再度作業を繰り返します。

リチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セル電圧が3.6V程度になるまで何度か繰り返しました。 この状態で「ほぼ復活準備OK♪」と言ったところでしょうか?(笑) リチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルを全並列接続して一晩放置致しました♪(笑)

再度各セルに対して電圧計測するとプラスマイナス0.1V単位で揃っています♪ カラ割りを行ったバッテリーケースに戻し、PCにて充電を行いますv この時、電源のプロパティ画面を開き充電状態を確認致しますが「ドキドキ」致します。(笑) 「わぁっ!上がった!」と確認できたら、しばらく満充電になるまで放置します。

満充電になったことを確認しPCの電源を切り、ACアダプターを抜いてから再度PCの電源を入れますv 後は様々な作業をPC上で行いバッテリーパックの稼働時間を大よそ計って終了です♪ 所有しているPCが「古い物ばかり」と言うこともあり消費電力が低い為、リチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セル交換を行い1時間以上稼動する物が多く大満足でした♪

もちろん、中には2〜3分の物、15分や30分程度しか稼動しない物もあります。 こればかりは実際にリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルを交換したバッテリーパックを利用してみないと解らないのですけどね。(^-^; 実は「充電0%から上がらない物」状態になっているセルは「復活率/電圧耐久時間」が高かったり致しますv

劣化し使えない物を除き、何らかの理由で「利用されなくなったセル」ですから、考えてみると「充電回数が少ないリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルが入っている」・・・とも考えられます。 ですから、こう言ったバッテリーパックに入っているリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルで何台も所有PCバッテリーパックを復活させ、しかも安価に済むので私は大変重宝していたり致します♪(笑)

比較的「モバイルPC」は元々の消費電力が少なく設計されている事もあり、効果は「ある程度」期待できます♪ 中古リチウムイオン(Li-ion)バッテリー(500〜800円位)を利用して1時間も利用できれば大成功♪です。(笑)

以上の事から私なりの見解ですが、

  • +と−の極性が反対になっている物・・・利用不可
  • 100mV〜400mVの電圧をランダムに繰り返し出力している物・・・利用不可
  • 3V以下(1.8V程度まで)の電圧出力がある物・・・状態により利用可
  • 3V以上の電圧出力がある物・・・ほとんどの場合利用可

な場合が多いようです。

※リチウムイオン(Li-ion)バッテリーパックとして利用した場合の「電圧出力耐久時間」を保証する物ではありません。

簡易リチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セル充電器作成?

PCで充電を行ってもバッテリー残量100%にならず、途中で進まなくなってしまっている物はリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルの劣化によって「充電50%付近から上がらない物」等であると考えます。 実際にカラ割りを行いバッテリーセル1本ずつ電圧を測ってみると「3.4V」などであり「活入れ」を行ってもそれ以上、電圧が上がることが無い・・・充電出来ない・・・こうなってしまったバッテリー・セルは、セル交換用としては利用できませんので「お役御免」となってしまいます。(笑)

今回、あまりに大量のリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルをチェックする事になってしまった為(^◇^;)、いちいちバッテリーパックに活入れを行ったリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルを戻し、ハンダ付けを行い満充電まで出来るか等のチェックは大変です。(笑)

活入れだけで電圧を4.1V程度まで持っていくことは基本的には不可能?かと思われます...。 活入れは低くなった電圧を規定の電圧(3.6V程度)まで戻すことは出来ても、満充電(4.1V程度)させる事は出来ません。 規定の電圧・電流で、じっくり充電しないとなかなか満充電まで行きません。

無い知恵を絞り、「所有している幾つかのPCで同じバッテリーパックを使っている物」があった為、これらを利用して「専用充電器が無いなら、自分で作ってしまおう♪」と考えてみました。(^◇^;) 簡単な発想ですが、バッテリーパックに内蔵されている充放電制御基盤(正常物)を利用して作ってしまえば良い訳ですね♪

「作る」と言っても「込み入った事」は出来ません。(^◇^;) 単純にカラ割りをして余ったケースや正常な充放電制御基盤を利用する・・・と言ったことなのですね。(^-^; 今までリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルのタブにハンダ付けされていた制御基盤から出ているコードをバッテリーパックの外まで延長してしまい、ケースにリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルを収めなくともPCの外で充電してしまえば「らくちんだぁ♪」と・・・(^◇^;)。

早速、作業を行い簡易的に作ってみましたぁ♪・・・見た目はショボイんですけど、かなり重宝するのです♪ あまりのショボさに自分でも可笑しくなってしまいます。(笑)

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3直列にしなければならない為、最低でも3本同時充電と言う事になりますが、3直列であれば4並列(12本)でも5並列(15本)でも?(^◇^;)、多少時間は掛かりますが、まとまった本数を充電できるのですね♪・・・多分。(笑) バッテリーパックケースの中には制御基盤しか入っておらず、ケースに穴を開け、コードをケース外まで延長したらケースを元の形に戻してしまいます。

これでこのケースはPCと接続ができて、PC外にあるリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルに対して充電を行う事が出来るのですねー♪ もう1つ同ケースが余っているので、今後は表に出ている配線など「小さな4Pカプラー」を用意して、コードの途中で着脱出来るようにしようと考えています♪ その他に充電用の外ケースも「きちんと作成」しようかと。(笑)

現在は簡易的な作りになっていますので、例によってアルミホイールと、簡単にコードを固定できるように「平型ギボシ」を利用して着脱出来るようにしてあります。

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今度はケースを自作して「とりあえず使えるリチウムイオン(Li-ion)バッテリー・セルを3直列いっぱい並列(笑)」で【10.8V、20000mAh】外付けバッテリーなんて物を作成し(^◇^;)、超モバイルバッテリーとして利用してみるのも面白そうです。(笑) 他PCバッテリーケースが余っていた場合(10.8V駆動PC)、4Pカプラーで統一して同様のケースを作成してしまえば他PCでも使いまわしが出来るようになるので便利かも?です♪

しかし、「どんだけモバイルする気?」・「コンセントくらい、どこにでもあるしょう?ACアダプターで充電しては・・・」・「それだけのバッテリーだと重いので、モバイルとして持って歩くのも大変そう・・・」等など、友人から色々と「つっこみ」が入りそうですが(^◇^;)、実用性はともかく?(笑)、「思いついたら出来そうな事はやってみる♪」と言うのが私のポリシーだったり致しますv