健康情報
身近な健康情報をご紹介致します
プロテオグリカン(関節軟骨や、間隙を充填する成分)の話
プロテオグリカン
プロテオグリカン(注1)の主成分である、キチン、キトサン、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸の成因は相互に大変密接な関係があります。これらの物質はグリコサミノグリカン(注4)と総称され、関節や皮膚ばかりでなく、体内に広く分布して、生命の維持に大きな役割を果たしています。
グリコサミノグリカンは種々の酵素によって、さらにタンパク質と結合して変化します。形を変えた物質はアグリカン(注2)、バーシカン(注3)とも呼ばれ、タンパク質と共にプロテオグリカンの中心的構成物質となっています。
この解説により関節などの健康には、サプリメントとしてのグルコサミン、コラーゲンと共に、ウロン酸(注5)が豊富な果実類、野菜類を充分摂取することが重要とお解かりいただけると思います。
キトサン、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸(ヒアルロンナン)の関係
サプリメントのキトサンはキチンから作られる
キトサン(注6)はキチンと共に甲殻類の殻等に含有される糖たんぱく質(タンパク質と結合した糖)です。サプリメントのキトサンはキチンから分離されます。キトサンはグルコサミンによって構成されていますから(アセチルグルコサミンの形)、サプリメントのグルコサミンはキトサンから分離されます。
サプリメントのグルコサミンはキトサンから作られる
サプリメントのグルコサミンはキトサン(注6)を構成するアセチルグルコサミン(N−アセチルグルコサミン、N-acetyl-D-glucosamine GlcNAc)を加水分解し、アセチル基を除去して精製されます(注)。それ故、グルコサミンはキトサミンとも呼ばれました。
グルコとは糖のことです。グルコサミンは、糖が一つに、アミノ酸(タンパク質)が複合したシンプルな形の成分で、アミノ糖とも呼ばれます。
純度の高い良質なグルコサミンは、日本の紅ズワイガニや、*タラバエビ属Pandalsなど、厳選された甲殻類のクチクラ層(cuticla、殻に存在するキチン、タンパク質、炭酸カルシュームから成る層)から分離したキチンを80%以上脱アセチル化した、純度の高いキトサンを使用します。得られたキトサンから灰分除去、大腸菌群、重金属類の除去をすることも、良質なグルコサミン製造の重要過程となります。最近では純度の高いキトサンは強い抗菌作用を示すことが注目されています。変換されたアミノ基が抗菌作用を持つためといわれています。
キトサンから分離された、アセチルグルコサミンはサプリメントとしても利用されますが、砂糖代替品として商品化されています。
* タラバエビ属Pandalsタラバエビ科
北太平洋北東部のPandalus platyceros、(スポット・シュリンプ、Spot Shrimp)、アイスランドなど北大西洋のPandalus borealis(ホッコクアカエビ)(アマエビの代替品)など。エビ類の和名は水産業者による通称が多い。
グルコサミンは体内生成される
グルコサミンは体の中で生成され、酵素、細胞膜などの糖タンパク質、セラミドなど糖脂質、コンドロイチン、ヒアルロン酸(ヒアルロンナン)のムコ多糖類など、生体の重要組織に広く存在します。
グルコサミンがサプリメントで話題となるのは、加齢と共にグルコサミンの体内生成が減少していくために、補充には経口による摂食が有効ではないかという観点からです。
グルコサミンはヒアルロン酸(ヒアルロンナン)を体内生成する
グルコサミンは皮膚や関節組織では、コラーゲンに活性を与え、ヒアルロン酸(ヒアルロンナン)を体内生成します。
グルコサミンはコンドロイチンを体内生成する
グルコサミンからコンドロイチンが生成される過程は、ヒアルロン酸(ヒアルロンナン)を生成する過程よりやや複雑になりますが、生体内ではグルコサミンが、酵素による化学反応で、さらに糖やタンパク質と複合してコンドロイチン、ヒアルロン酸(ヒアルロンナン)など様々な物質を作り出します。
サプリメントでは豚皮、牛骨、鮫軟骨などからコンドロイチンを直接抽出して用いますが、コンドロイチンの構造は抽出母体により微妙な相違があります。
注1)プロテオグリカン(proteoglycan)(PG)<
関節などを構成する軟骨や、関節を包み込み、間隙を充填する成分は、たんぱく質を核として、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸などグリコサミノグリカン(後述)と呼ばれる糖が鎖状に複合する成分です。この成分がプロテオグリカン(proteoglycan)と呼ばれる液状の物質です。
注2)アグリカン(aggrecan)
プロテオグリカンは、ヒアルロン酸のコアタンパク(核タンパク質、core protein)にコンドロイチン硫酸類、ケラタン硫酸が多数結合した、アグリカン(aggrecan)と呼ばれる硫酸化多糖の巨大分子が大部分を占めます。
アグリカンは水分、コラーゲンとともに関節が加重などの衝撃を吸収するための重要成分となります。関節軟骨以外にも脳、大動脈、腱などに存在します。
注3)バーシカン(versican)
ヒアルロン酸のコアタンパクにケラタン硫酸が結合せずコンドロイチン硫酸が主体となって結合した硫酸化多糖(chondroitin sulfate proteoglycan,)の巨大分子は、アグリカンよりグリコサミノグリカン鎖が少ない物質で、バーシカン(versican)または(PG-M)と呼ばれます。
遺伝子工学の発展と共に、このように糖が鎖状につながる糖鎖と、糖たんぱく質は、疾病や免疫に関係するなど、生命活動の謎を解明できる物質のため、生命科学の重要な研究対象となっています。プロテオグリカンは陰性(マイナス)荷電の物質で、20種類以上の異種が発見されていますが、分布する組織の場所により、核タンパク質合成過程とグリコサミノグリカン合成過程が異なっています。両者の合成には多くの酵素が介在しています。
注4)グリコサミノグリカン(glycosaminoglycan) (GAG)
グリコサミノグリカンはいくつものニ糖類が、直鎖状に数十回繰り返した構造をしているため、直鎖多糖鎖と呼ばれます。また種々の程度の硫酸化を受ける特徴や、コンドロイチン、ヒアルロン酸など構成物質がウロン酸(uronic acids)(注5)を含むために、硫酸化多糖鎖、ウロン酸含有多糖類と表現される場合もあります。
*ヘパリン(HP)とヘパラン硫酸はグルコサミンを含むのでグルコサミノグリカンと呼びますが、コンドロイチン硫酸とデルマタン硫酸(dermatan sulfate)はガラクトサミンを含むのでガラクトサミノグリカンと呼ぶ学者もいます。
下記が代表的なグリコサミノグリカンの構成成分です。
グリコサミノグリカンはウロン酸(uronic acids)の<a href="index.shtml#5">D-グルクロン酸(glucuronic acid)またはL-イズロン酸(iduronic acid)(IdoA)(注5)とアミノ糖のD-ガラクトサミン(galactosamine)(ガラクトース、galactose、乳糖の成分)、またはD-グルコサミン(D-glucosamine、GlcN)で構成されています。
*頭文字のL とDの解説は(注7)参照。
コンドロイチン (chondroitin)(D-グルクロン酸,N-アセチル-D-ガラクトサミン)
コンドロイチン硫酸 (chondroitin sulfate)(CS)、(D-グルクロン酸,N-アセチル-D-ガラクトサミン-4-硫酸)関節など骨、象牙質、軟骨。コンドロイチン硫酸にはD-グルクロン酸,N-アセチル-D-ガラクトサミン-6-硫酸などいくつかのタイプがあります。
デルマタン硫酸(dermatan sulfate)(DS)、( L-イズロン酸, N-アセチル-D-ガラクトサミン-4-硫酸)皮膚など
ヘパリン(HP)、(heparin)(D-グルクロン酸, L-イズロン酸-2-硫酸,N-スルフォD-グルコサミン-6-硫酸)小腸、筋肉、肝臓、肥満細胞。D-グルクロン酸(GlcA)(20%),とL-イズロン酸(iduronic acid)(IdoA)(80%)の比率がヘパラン硫酸と異なる。
ヘパラン硫酸 (heparan sulfate) (HS)(D-グルクロン酸, L-イズロン酸-2-硫酸,N-スルフォD-グルコサミン-6-硫酸)肥満細胞など。D-グルクロン酸(GlcA)(70%)とL-イズロン酸(IdoA)(30%)の比率。
ケラタン硫酸、(keratan sulfate) (KS)(D-ガラクトース, N-アセチル-D-グルコサミン-6-硫酸)角膜など軟骨、椎間板、角膜
ヒアルロン酸 ( hyaluronic acid) (HA)(D-グルクロン酸,N-アセチル-D-グルコサミン)皮膚、角膜、硝子体、関節などに広く分布。サプリメント、化粧品、医薬品用には人工合成したものが使われていますが天然産物とはやや異なります。
注5)ウロン酸(uronic acids)
ウロン酸はブドウ糖(グルコース)、ガラクトースなど単糖類のアルコール基が酸化したものです。グルクロン酸(glucuronic acid)、L-イズロン酸(iduronic acid)、D-ガラクトース、ガラクトサミン(galactosamine)、ペクチン(Pectin)のガラクツロン酸(Galactaric acid)(GalA)、アルギン酸(arginic acid)のマンヌロン酸(D-Mannaric acid)などがウロン酸と総称されます。
ウロン酸は健康に重要な成分とされ、特にりんごなど果実の多糖類であるペクチン、昆布などの褐藻類の多糖類であるアルギン酸などに10から20%(乾燥重量)含まれています。
数年前に、ウロン酸がガンに有用な成分であることの研究が宝酒造のバイオ研究所で発表されたことがあります。ウロン酸含有野菜や昆布などを長時間に込むと、ウロン酸が化学変化をおこしDHCP(4, 5−ジヒドロキシ 2−シクロペンテン−1−オン)という抗ガン物質が生成されると言う発見です(宝酒造バイオ研究所資料)。
注6)キトサン(chitosan)
キチンの分子構造には、平面図の分子式の下の部分にNHCOCH3(N-アセチル基)がありますが、このN-アセチル基(酢酸、酢)はアンモニアに近い、アルカリ性を示します。このN-アセチル基がNH2(アミノ基)に置換したものがキトサンです。
キトサンの成分はポリ-N-アセチル-D-グルコサミンです。グルコサミンが少なくとも5000以上集合した化合物と言い換えることが出来ます。キトサンは水、有機溶媒、アルカリには溶けません。酸との加水分解をすることによって、グルコサミンと酢酸が得られます。
生体内のキトサンは酵素(リゾチーム, キトサナーゼなど)によって、分子のごく小さいキトサンオリゴ糖(chitobioseなど)に分解され、吸収されます。
キトサンは、原料によりアルファ型、ベータ型、ガンマ型などの化学構造があります。一般的なカニ、えびのキトサンはアルファ型です。ベータ型はイカの軟骨に含まれる繊維の形(筋状に同方向)ですが、これは化学的には不安定な形のため、体内酵素で化学反応(プロテオグリカンなどを作る作用)を起こしやすいといわれる型です。
注7)L-体とD-体
アミノ酸類、糖類には分子構造が非対称な、鏡に映したような(鏡像)関係にあるL-体、D-体と呼んでいる2体の異なった分子(異性体)が存在します。天然のアミノ酸類はL-体のみ(例 L-アルギニン)、DNAとタンパク質を遺伝させるRNAの糖類はD-体のみが存在します(例 D−グルコース)
天然では双方が存在することはありませんが、合成の場合は双方が等しく合成されるため、一方が毒性を持つ異性体の場合はサリドマイド事件などのように有害薬品となります。
これが薬品などを合成するときに問題となる異性体部分です。ノーベル賞を受賞した野依博士の不斉触媒(キラル中心触媒)(Chiral Catalyst)合成の研究と言うのは、有用異性体を選択して合成する触媒の研究です。
注8)アミノ基(NH2)
NH2をアミノ基と言います。アンモニアの仲間で、アルカリ性を示します。
グルコサミンはアミノロースとも呼ばれ、繊維のセルロ−スの非常に近い親戚ですが、セルロースは、NH2の所がOHとなって、アンモニアの性質が消えた糖の性質になっています。
(乃木生薬より)
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MSMについて解説!!
2001年6月に薬事法、食品衛生法で販売が規制されていたMSMが食品として販売を許可されました。
その後MSMは商品も出回り、今ホットな話題です。
飲むも由、患部に摺込むも由の優れものを紹介、腰痛・関節痛に悩む方へ、朗報です!!
MSMとは?
MSMは有機硫黄の一種であるMethyl Sulfonyl Methane(メチルスルホニルメタン)の略語です。
MSMは、34%が硫黄成分の真っ白な結晶で、臭いもありません。動植物の体内組織に必ず見られる物質であり人間にも必須の成分ですが調理をすることによって大部分が失われますので、食品経由では不足気味の人がほとんどといわれます。
MSMのサプリメントは米国で開発され、関節障害、腰痛、肩背痛、筋肉痛に悩む人々に使用されています。
特に米国ではプロやそのレベルのアスリート達に愛用されて、 爆発的に人気が出てきました。
MSM発見の起源
またMSMの前駆体であるDMSO(後述)は競走馬のマッサージ用物質として使用されています。
『サルファーサイクル』という言葉があります。
海中のプランクトンが放出した硫黄は大気中に蒸発して漂い、雨となって大地や川から海に戻ります。
太古から繰り返されている自然のサイクルです。
サルファーサイクルによって放出された硫黄物質は、動植物の体内組織構成物として吸収されます。
大地では動植物の体内組織構成物として吸収され、重要な役割を果たしていますが、近年になって、人間にとって重要なこの物質を木材に含有される成分を利用して補助するようになりました。
MSMの開発と商業用途生産
MSMをサプリメント目的に生産を始めたのは最近のことで、1989年頃からです。
もともとMSMは、製紙工場の副産物として生まれました。
製紙は木のチップを硫酸処理し、圧縮して行われますが、廃棄物として生まれる液体は、木の細胞間に存在するリグニン(Lignin)が混入して、DMSO(ジメチルスルホキシド)と呼ばれています
DMSOを加熱処理すると酸素が2分化され、『DMSO2』という状態になり、このDMSO2が、MSMと呼ばれる硫黄物質です。DMSOは純白ですが、にんにく様の臭いのある液体です。
DMSOを初めて商業用途に使ったのは米国西海岸オレゴン州のCrown Zellerback社で、1953年には、商業用溶剤として副産物の開発がされていました。
その後1955年に人体に有用な物質として健康や美容目的の研究を始めたのが Crown Zellerback製紙会社研究所の化学者であったRobert Herschler氏です。
1975年には商業用産物としてのMSMの研究成果が見えてきました。
しかしながらこの草創期には Robert Herschler以外にも臨床治験に多大な貢献のあった医学博士がいました。
オレ ゴン健康科学大学外科(OHSU.)において組織移植の研究をしていたドクターStanley Jacobです。
1960年頃からDr. Stanley Jacobは多くの治験を経験してMSMの有効性、適正摂取量、安全性の確認に努めました。
現在はRobert Herschler事務所が関連特許の大部分を所持しています。
MSMの使い方
MSMは関節障害、腰痛、肩背痛、筋肉痛の対応に用いられています。
これまでの研究ではたんぱく質成分であるグルコサミン、コンドロイチンのように関節内液や軟骨を造成することは確認されていません。
造成作用を助ける働きはあるかもしれませんが、主として痛みと炎症の対応に使用されます。
他にもMSMは抗酸化作用、免疫力強化、補酵素の役割、インシュリン生成、炭水化物の代謝等にも重要な役割をするという研究が数多くあるようですが、現在のところ公式には(FDAなど)認知はされていません。医薬品として認めているのは、全米で二つの州です。MSMはDMSOと較べ、吸収スピードに多少の相違は認められるものの、スポーツ関連への効果が期待できます。(DMSOは健康食品としては認められていませんから個人購入、自己責任購入が原則です)MSM、DMSOは米国で数多くのアスリートに使用されて、その即効性が評価されています。
米国の研究者は関節障害、腰痛、肩背痛、筋肉痛に悩む人にMSM風呂を薦めています。
標準的なバスタブにはカップ二杯のMSMパウダーを混入して、二十分以上の長湯をします。
誤って目や口に入っても問題はないそうですので、子供でも安全といいます(未確認ですから故意になさらないでください)。
ただし、コストや手間などを考えると、MSM含有のサプリメントの摂取が、無難と思われます。
MSMの摂取量
MSMがサプリメント市場に紹介されたのは比較的最近ですが、多くの臨床治験によって、その安全性が確認されています。
多くの人は必要量が不足しているといいます。
しかしながら歴史が浅いということを加味してその使用法には充分注意することが必要です。
米国では標準的なカプセルは250mg〜500mgです。ただし標準摂取量は500mg-5,000mgと幅があります。
特に重度の疾患に対する治験では20g(20,000mg)使用の例も多いようですから、かなりの量が必要かもしれません。
いずれにしても、自己判断で検討しながら少しずつ量を増やすべきです。
(乃木生薬より)
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脳卒中とオメガ3
長嶋茂雄元巨人軍監督が心原性の脳卒中を発作し、東京女子医大病院に入院したニュース(3月4日)は中高年の健康管理の難しさを改めて認識させました。
長嶋アテネ・オリンピック野球監督のケースは心臓の心房細動による血液滞留が原因と言われます。
中高年になると、生活習慣によっては、心房細動の発生確率が急増しますが、この点に関して、長嶋さんは当てはまりません。報道によれば、監督の生活習慣は優等生であったようです。心臓の血液滞留による血栓発生は、交感神経に作用するストレスが原因であったかもしれません。
血液は、心臓の右心房から右心室、肺を通って、左心房から左心室へと流れ、全身に送り出されます。
この流れが、なんらかの原因で、活性を低下させて、よどんだ場合に、血管や心臓(特に心臓の左心耳と呼ばれる部分)の中に血の塊、血栓ができやすくなります。また加齢などで動脈硬化を起こしている血管内には、黄色プラークと呼ばれる脂肪分が堆積しており、プラークが破裂すると血栓となります。これらの血栓が血管内を移動し、脳、心臓、肺などの血管を詰まらせ、脳梗塞、心筋梗塞、肺梗塞などが発生します。
心房細動は、動脈が硬化してくる高齢者では、よく見かける症状ですが、多くの場合、不整脈や脚のむくみが予兆となります。
不整脈計測には、手の付け根の動脈より、自分自身で脈を取ることをお奨めします。心房細動を原因とする事故は、スポーツ中の発生が多いことも知られています。
不整脈の対症療法にはいくつかの選択がありますが、最も著名なのが薬用植物のジギタリス(狐の手袋)です。100年以上の永い間、ジギタリスから抽出される配糖体成分のジギトキシンは、強心配糖体と呼ばれて、不整脈治療の主役となっています。
ジギタリスは鑑賞花として一般的に普及しており、紫色の筒状の花はキツネノテブクロと呼ばれて愛されています。ハーブとしての歴史は古く、16世紀にはすでに薬として使用されていました。強心生薬として認識されたのは、20世紀になってからといわれます。
現在でも不整脈の対症療法には、ジギトキシン、ジゴキシンの製剤が重宝されていますが、ジギトキシン、ジゴキシンは薬効が著しい反面、使用法が難しい劇薬と言われています。
血栓を予防するには、血液の粘度を下げる必要があります。
鯵、いわし、サバなど青魚の魚油、紫蘇の油など、オメガ3と言われる脂肪酸、納豆などの大豆類には、血液の粘度を下げる作用があるといわれています。
またオメガ3脂肪酸は、細胞膜のチャネルに作用して、血圧をコントロールするという研究報告もあります。中高年となり、心臓血管疾患の既往症、高血圧、不整脈などがある方にとって、青魚、大豆は貴重な食材です。
更に詳しく豆知識
脳卒中は脳出血と脳梗塞に大別されます。脳梗塞には、脳血栓(のうけっせん)と脳塞栓(のうそくせん)がありますが、長嶋監督の症状は脳血栓と言われています。脳血栓の原因も色々ありますが、今回のケースは、心房細動により血栓が作られて、脳梗塞を起こしたと言われています。
心房細動は、心房の収縮、弛緩をつかさどる微弱な電気信号が、不規則になる不整脈現象です。原因は特定できませんが、高齢者、不眠、ストレス、肥満、高血圧、アルコール飲料過多、喫煙、心疾患の既往症のある方、過度の運動などに発生が見られます。正常な脈拍は安静時で60−80回/分が目安と言われます。
ジギタリス Digitalis purpurea ゴマノハグサ科Scrophulariaceae
英名Common Fox-glove 和名キツネノテブクロ(狐の手袋)
西ヨーロッパ原産
園芸種としては美しい花ですが、野生のものには強い毒性があります。ジギタリスの葉からは、水に解け難いステロイド系配糖体のジギトキシン(digitoxin)、ジトキシン(gitoxin)が得られます。ジギトキシン類は、永年心臓病に用いられてきたことから、特に強心配糖体(cardiac glycosides) とも呼ばれていますが、その成分は毒性の強いシアン(cyanide、青酸塩)です。
ジギトキシンの生合成はイソプレノイド経路(メバロン酸経路)により行われます。
ジギタリス成分と同類の化合物(cyanogenic glycosides) はヨーロッパの薬箱と呼ばれているエルダーの花、実 *elder(Sambucus nigla, Caprifoliaceae)やワイルドチェリーの皮 *wild cherry berk (Prunus serotina, Rosaceae) に含まれます。
*日本には日本エルダーと呼ばれるニワトコ(Sambucus sieboldiana )がありますが成分は異なります。
*日本ではウワミズザクラ(Prunus grayana Max)、エゾノウワミズザクラ(Prunus padus L)が近似種です。強心配糖体(cardiac glycosides) のシアン(cyanide、青酸塩)を含有します。
(薬用植物辞典、シュヴァリエ)(薬草カラー大事典、主婦の友社)
ジギタリスの近似種ケジギタリス(woolly foxglove)とジゴキシン
ジギトキシンは水溶性能が低いために、体内滞留時間が長くなります。
薬効が強い反面、毒性も強いのが特徴です。
トキシン(toxin)とは英語で毒素のことです。
毒性を避けるために、高齢者や軽度の患者には、水溶性能が高く、吸収力がジギトキシンより2−3割低い、近似種のケジギタリス(woolly foxglove)(学名Digitalis lanata、ゴマノハグサ科)の成分を使用します。最近では安全性からも、こちらが主流のようです。
ケジギタリスの成分はラナトシドC(lanatoside C)と呼ばれます
このほか近似種には、キイロジギタリス(yellow foxglove),(学名 Digitalis lutea、ゴマノハグサ科)という種類もあります。
ジギトキシン(digitoxin)、ジゴキシン(digoxin)の作用
ジギトキシン、ジゴキシンには細胞内のナトリウム濃度を上昇させる作用があります。ナトリウムはカルシウムと拮抗して、細胞内のカルシウム濃度が上昇します。血液中のカルシュウム濃度の増大により、心筋電気活動性や刺激伝導作用が活性化し、心筋に収縮作用が起きます
一般的な不整脈の治療には、心筋刺激剤のジギトキシン(ナトリウム・イオン・チャネルを阻害する)、カルシウム・イオン・チャネル拮抗剤(血管平滑筋細胞内へのカルシウム・イオン取り込みを抑制して血管を拡張させる)、β遮断薬(β受容体の遮断による心拍出量低下、交感神経刺激抑制作用)などが用いられます。
中外製薬、山之内製薬(京都薬品工業)などからジギトキシン錠、ジゴキシン錠 、 ジゴシン1000倍散 、 ジゴシンエリキシル 、 ジゴシン錠 などが発売されている。
薬品の成分であるジギトキシン(digitoxin、ジゴキシンから水酸基OHが除かれたもの)、ジゴキシン(digoxin C41 H64O14 分子量780.95)、ジゴキシゲニン(digoxigenin、ジゴキシンから3分子の糖が外れたもの)などは、特に強心配糖体(cardiac glycosides)と呼ばれています。
医薬品としてはジギタリスのジギトキシンの他、ケジギタリスのラナトシドC
(lanatoside C)から、デスラノシド(deslanoside、ラナトシドCをアルカリで加水分解したもの)、ジゴキシン(digoxin、デスラノシドを酵素分解でグルコースを除去したもの)、メチルジゴキシン(methyldigoxin)等が合成されています。
(乃木生薬より)
花粉症を理解する上で必要な物質
エイコサノイド
エイコサノイドは「プロスタグランディン」「プロスタサイクリン」「トロンボ キサン」「ロイコトリエン」という4つの生体調整ホルモン物質の総称ですが、摂取 している脂肪酸の種類によって、脂肪酸から作られる「エイコサノイド」のタイプは 異なります。
プロスタグランディン
血栓防止と鎮痛剤アスピリンとプロスタグランディンについてはこちらをご覧下さい。
プロスタグランディンは1958年にひつじの精嚢から分離され、研究が進展しました。プロスタグランディンには幾つもの種類がありますが、いずれも脂肪酸から作り出されるものです。大別して、善玉といわれるガンマリノレン酸(GLAと略す)からのプロスタグランディン1とオメガ3と呼ばれるEPAエイコサペンタエンから作り出されるプロスタグランディン3。
悪玉といわれるアラキドン酸(下記解説を参照してください)からのプロスタグランディン2があります。現在PGにはその化学構造の違いからAからJ迄命名されていますが、最初に見つかったのはEとFです。
PGE1やPGE2の様に番号が振られていますが、この番号はその化合物の二重結合の数を表しています。
ガンマリノレン酸
ガンマリノレン酸は牛乳やバター、オートミールに含有されますがリノール酸からも体内で合成することができます。しかしながらアルコールやストレスの過剰や、牛乳やバター、オートミールまたはトランス型脂肪酸等の過剰摂取(ガンマリノレン酸量500mg位以上)は合成を妨害します。またガンマリノレン酸は身体がインスリン過多の状態(大食い、高糖分などでの血糖値を高くする環境)にあると、プロスタグランディン2を作るアラキドン酸へと変化してしまいます。
アラキドン酸
アラキドン酸(C20H32O2分子量304.47)はリノール油から作られるリノール酸(C18H32O2 分子量280.45)が変換したものです。
炭素鎖構造からはオメガ6とよばれています。アラキドン酸の代謝物は100近くあり、構造が少しずつ変化した強力な作用を持つ物質です。
細胞の細胞膜リン脂質からアラキドン酸が遊離されると、細胞の種類ごとに特定の酵素が働いて、種類の異なるアラキドン酸代謝物へ変換されます。
大別して、
@酸素添加酵素シクロオキシゲナ−ゼ(COXと略す)によって、
各種のプロスタグランディン(PGと略す)やトロンボキサン(TXと略す)が生成される代謝系、
A酸素添加酵素リポキシゲナ−ゼによって5−ヒドロ ペルオキシ イコサ テトラエン(HPETEと略す)、
ロイコトリエン(LTと略す)やリポキシン
など過酸化脂質が生成される代謝系に分けられます。
花粉症の場合はT細胞が刺激を受けて、B細胞よりプロスタノイドが合成されるAの代謝経路です。
プロスタノイドとはプロスタグランディン(PG)類縁体のことで、トロンボキサンA2(TXA2と略す。血管を収縮して血小板を凝固させる。
血栓によって血流を止める作用が極めて強い)、プロスタサイクリン(PGI2と略す。血小板を安定化させて、血管を弛緩する)、ロイコトリエン(LT)類などがあります。
特にロイコトリエンはヒスタミンに較べ数千から10000倍もの活性作用がある物質といわれます。
(@ の回路は炎症と血流に関連する重要な回路であり、心血管対策薬、鎮痛剤等はこの回路に働くように設計されています。)
ロイコトリエン、トロンボキサン
エイコサノイドの中でもロイコトリエン(LT)、トロンボキサン (TX)という物質 が話題となっています。これはオメガ6系のアラキドン酸などから動物体内で合成さ
れる一群の生理活性物質で、その合成は、主として、マスト細胞、好中球、好塩基性 白血球で行われます。ロイコトリエン(LT)、トロンボキサン(TX)ともに幾つかの
種類に分けられますが、基となる脂肪酸の種類によって善玉作用をもつもの、悪玉作
用を持つものがあります。このなかでもアラキドン酸から合成されるトロンボキサン A2 (TXA2) は血小板凝集作用、血管平滑筋の収縮作用、気管支平滑筋の収縮作用、
動脈の収縮作用などの強力な生理活性を示し、特に TXA2 は血栓症、狭心症、気管支 喘息などの原因の一つであると考えられます。
(乃木生薬より)
花粉症撃退
キーワードは免疫抗体となる種々のホルモン様たんぱく質をつくるアラキドン酸※の作用抑制です。
アラキドン酸※の活性を抑えるには、各種脂肪酸のバランスを最適比率に改善することが、効果的で自然です。
あじ、さば等青魚の魚油やしそ油を摂取することによって適度な脂肪酸バランスを得ることが出来ます。
副作用の少ない花粉症退治として、最も注目を浴びている方法です。
(脂肪酸---脂肪が分解されて消化、吸収されるときの形。摂取された食品によって色々なタイプの脂肪酸がある。
すでにシーズンなりました。まず行動を起こしてください。
※アラキドン酸
アラキドン酸(C20H32O2分子量304.47)はリノール油から作られるリノール酸(C18H32O2 分子量280.45)が変換したものです。
炭素鎖構造からはオメガ6とよばれています。アラキドン酸の代謝物は100近くあり、構造が少しずつ変化した強力な作用を持つ物質です。
細胞の細胞膜リン脂質からアラキドン酸が遊離されると、細胞の種類ごとに特定の酵素が働いて、種類の異なるアラキドン酸代謝物へ変換されます。
大別して、
@酸素添加酵素シクロオキシゲナ−ゼ(COXと略す)によって、
各種のプロスタグランディン(PGと略す)やトロンボキサン(TXと略す)が生成される代謝系、
A酸素添加酵素リポキシゲナ−ゼによって5−ヒドロ ペルオキシ イコサ テトラエン(HPETEと略す)、
ロイコトリエン(LTと略す)やリポキシン
など過酸化脂質が生成される代謝系に分けられます。
花粉症の場合はT細胞が刺激を受けて、B細胞よりプロスタノイドが合成されるAの代謝経路です。
プロスタノイドとはプロスタグランディン(PG)類縁体のことで、トロンボキサンA2(TXA2と略す。血管を収縮して血小板を凝固させる。
血栓によって血流を止める作用が極めて強い)、プロスタサイクリン(PGI2と略す。血小板を安定化させて、血管を弛緩する)、ロイコトリエン(LT)類などがあります。
特にロイコトリエンはヒスタミンに較べ数千から10000倍もの活性作用がある物質といわれます。
(@の回路は炎症と血流に関連する重要な回路であり、心血管対策薬、鎮痛剤等はこの回路に働くように設計されています。)
シーズン中の対策手順
まずシーズン初期から食品やサプリメントによってオメガ3というタイプの脂肪酸を摂取しましょう
オメガ3の摂取は花粉症退治の他に、血液をさらさらにして、心臓血管、脳細胞、視神経細胞の活性化にも効果があります。
また月経困難症などの痛みも和らげると言われております。
花粉を家に持ち込まないこと
花粉量が多すぎれば、適度な脂肪酸バランスが保てなくなり、免疫反応を抑えきれません。
外出先から帰ったら顔、髪はすぐに洗う、寝室に外出着は持ち込まない、シーズン中は寝室の窓を開けない、ことなどが重要です。
シーズン中はとくに食品の選択に配慮しましょう
アレルギー症状をおこす物質は消化の悪いたんぱく質やリノール酸から作られます。卵黄やレバー、ステーキの脂身は控えたほうが無難です。
オメガ6と呼ばれるリノール酸を避けて、オメガ3を含む食品を摂るようにします。
オメガ3は青魚、しそ類に含有されています。
食事の方法を考える
食事を小分けして回数を増やします。
一度に大量の食品、特に血糖値を急上昇させる炭水化物の大量摂取を控えましょう。
インスリンダイエットで解説されているGI値(※1)の低い食品をお奨めします。
食後血糖値に反応して分泌されるインスリンは、過多になるとアラキドン酸を合成します。
GI値が低めの食品にはパン、パスタ、牛乳などいろいろあります。
活性酸素の除去
炎症を起こしたところでは活性酸素が大量に発生します。活性酸素は重篤な疾病や老化の元凶です。この時期には活性酸素を除去できる食品、サプリメントをより以上摂取するようにします。
ビタミンCの摂取
ビタミンCはアレルギー抗体の一つであるヒスタミン生産を抑制します。また分泌されたヒスタミンの活性を抑制します。
ビタミンEの摂取
オメガ3は不飽和脂肪酸ですから酸化しやすい物質です。これを抑えるためにビタミンEを摂取することが効果的です。
乳酸菌、フラクトオリゴ糖等の摂取
花粉症を引き起こすタイプの免疫細胞は腸の粘膜部分でも大量に作られます。腸の健康を保つことが花粉症を予防します。フラクトオリゴ糖はビフィズス菌やアシドフィルス菌を増殖させます。
すでに症状が出ている方は眼科医師の処方を受けましょう。
先手必勝。鼻炎がこじれると非常に治癒が難くなります。通院と平行して脂肪酸バランスの改善をすることは、処方薬の適用回数を減らし、副作用の軽減に役立ちます。免疫系が通常の機能を有しない、または作用しない方も予想されますから、その場合は、全ての方策は医師の指示に従ってください。
花粉症発現の仕組み
花粉症は花粉が抗原(アレルゲン)となり免疫システムが活性化して抗体を造る事によりおこります。
花粉症の抗体はIgE抗体(イ)と呼ばれ、侵入した花粉はまず鼻粘膜のB細胞(ロ)が遊離した抗体と結合します。
B細胞はT細胞(ハ)の一種類であるTh2タイプ細胞の指令でロイコトリエンやヒスタミン(解説を参照)などのアレルギーを起こす化学伝達物質を放出します。こじらせるとこの反応は全身で起きるようになります。
イ)抗体 抗体は侵入抗原にあわせて無数(数千万から1億とも言われている)に作られるたんぱく質です。
抗体は大別して、A、D、M、G、Eという5種類に分けられています。
ロ)骨髄由来の細胞であるbone marrow derived cell (頭文字をとってB細胞と略される)抗体を造る細胞
ハ)胸腺(Thymus)で造られる白血球の免疫細胞(頭文字をとってT細胞と略される)。<
3種類のT細胞がありますが、Th2はヘルパーT細胞と呼ばれ、必要な抗体の種類を指令する細胞です。
(※1)GI値、グリセミック・インデックスは、炭水化物を含む食品を摂取した直後の血糖値と、負荷血糖値(同量のブドウ糖を摂取)を比較した値のことです。100を基準として数字が大きいほど血糖値が上がりやすく、小さいほど上がりにくくなります。
(乃木生薬より)
ウコン
年末年始、クリスマスと何かとお酒の飲む機会が多いこの時期。お酒の好きな方へおすすめは、酒を飲んだ後に良いと言われるウコン。
ウコンは熱帯アジア原産のショウガ科の植物です。ウコンには、一般に秋ウコンと春ウコンの2種類が広く知されています。秋ウコンは別名ターメリックといわれ、クルクミン(黄色い成分)が多く含まれています。お酒を飲んで体内に入ったアルコールは肝臓内の酵素によって分解されます。そこにクルクミンが働きかけ、酵素を活性化させ分解速度を速めます。その為翌日にお酒が残らないという事になり、二日酔いを予防するといわれています。
クルクミンとはポリフェノ―ルの一種です。酒を飲むと肝臓の中で脂肪が作られます。その脂肪が血液の中に運び出されて内臓の回りにつきはじめます。アルコールは肝臓でアポタンパクという酵素で分解されます。多量に酒を飲むとアポタンパクの働きが阻害されてしまいます。分解されないアルコールが脂肪に変化し、内臓の回りにつきはじめてしまいます。そこでクルクミンをとる事によって胆汁が多量に分泌され脂肪の分解が促進されます。胆汁の量がふえると小腸での脂肪を分解する働きがあり太りにくい体になります。
又、胆汁の量が増えると体内のコレステロールを溶かし、すい臓等の働きをよくするので、血糖値を下げてくれるともいわれています。
利用方法としては、ウコンの粉だけでは苦味が強いので、ウコン茶、ウコンをお酒に入れて割って飲む方法が飲みやすいといわれています。又、大豆を使った食品のうえにふりかけてもいいとおもいます。
次に春ウコンは「キョウオウ」と呼ばれています。精油成分が多く含まれている為、出過ぎる胃酸の分泌をおさえ、胃炎、胃潰瘍等、弱った胃を回復させる作用があるといわれています。お酒の好きな方に、肝臓機能を向上させてくれるウコンはおすすめです。
プロポリスとは、樹木が分泌する粘液性の樹脂と、ミツバチの分泌物が第一原料となり、更に蜂ろうや花粉が混ざり合ってできたものである。ミツバチは天然の抗菌物質持っておりプロポリスはその1つである。プロポリスは、巣の中に入りこもうとする病原菌等から防衛する働きがある。そのためミツバチの巣は、他の昆虫と違い有害なバクテリアやウイルスがない。プロポリス成分に各種の有機物およびミネラル物質があり、その中にはフラボノイドが大量に含まれている。プロポリスの効果には、抗菌、殺菌作用、抗ガン作用、抗炎症作用、鎮痛、麻酔作用、免疫機能増強作用、抗アレルギー作用、抗酸化作用、精神安定作用等があるといわれています。
フラボノイドの主要作用として、@特定酵素反応の抑制作用、A細胞膜の強化作用、B結合組織の強化作用、C抗アレルギー作用、D感染に対する防衛力を高める、インターフェロン生成を促す(免疫機能増強)、E生体内のエネルギー生産に至る有益な酵素反応の促進、F抗酸化作用による老化防止、Gプロスタグランジ生成の抑制(抗炎症、抗アレルギーの効果が期待される)
抗ガン作用
アルコール抽出=採取したプロポリス原塊を食用アルコールに浸して成分を抽出する方法でもっとも一般的に行われている。この方法は、他に比べて抽出されるエキスの範囲と収率が最も良い。(約30〜60%)
プロポリスを飲用してもほとんどの場合副作用の心配がないが、一時的な異常が見られる場合がある。これは好転反応と考えられ、一時中止した後再び飲用しアレルギーかどうか確認していただきたい。またどんなに大量に服用しても毒性はない。
おすすめさぷり プロポリス48 
DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、不飽和脂肪酸のn‐3と呼ばれるタイプで、オメガ3とも呼ばれます。この代表的な働きに、血液を凝固させにくくする働きがあり、これは血液の粘度をさげて脳内血管の血栓を防ぐ良い面を持っているので、脳内血液のスムーズな循環、過労や加齢による視力の低下も防ぎます。
脂肪は悪玉扱いされていますが、脂肪酸はエネルギー源だけでなく、細胞膜を形成する原料として重要な脂質の大部分を占めています。脂肪酸は、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分類されます。不飽和脂肪酸は更に植物油のリノール酸に代表されるn‐3、n‐6共にホルモン様制御物質のプロスタグランディンに変換されて作用するといわれます。
脳の60%は脂肪が占めることから、脳神経、視神経、脳の発達に関連があると研究発表され、頭が良くなるn‐3として話題になったのは記憶に新しい部分です。また、血液を凝固させにくくする作用から、血管の浄化作用が、中高年の生活習慣病対策としても使われています。
n‐3の代表的なものが、DHAとEPAです。体内で生産できないため、n‐6と共に必須脂肪酸とも呼ばれます。DHAとEPAは炭素の二重結合の数が異なることで区別しますが、EPAは善玉といわれるプロスタグラディンE1に変形したものに近い為、変換能力の低下している人(アレルギーのある方、アルコール摂取量の多い方、高コレステロールの方等)に有効とされています。
オメガ3は、視力障害、関節障害、皮膚障害、前立腺障害、過敏性腸障害、高血糖、高脂血症、高血圧、精神障害に有効との研究が発表されています。
オメガ3は、いわし,さばの青魚やサーモンの魚油、亜麻仁油、胡桃油に多く含まれ、血液を凝固させにくくする作用が血液の流れを改善して諸疾患に有効であると推測されます。
夏野菜のキュウリにはカロテン、ビタミンC、糖分、カルシウムなどが含まれていますが、90%は水分で栄養素としてはビタミンCが多少期待できます。しかし低カロリーなのでダイエットには利用価値が高い野菜です。そんなキュウリですが民間療法ではむくみ、利尿、むねやけ防止に良いと言われており、更には体を冷やす効果もあるので日焼けした肌にすりおろして塗るといった利用法もあります。しかし、注意しなければならないのは、キュウリにはビタミンCを破壊する酵素が含まれており、ミックスジュースにしたり他の野菜とあえると全てのビタミンCを破壊する恐れがあります。キュウリは生のままでなく、酢やレモン汁につけてビタミンCの破壊を防ぐ工夫が必要です。そこでキュウリのおすすめの食べ方はピクルスです。サンドイッチ、サラダなどには絶品です。私はキンキンに冷えた白ワインやシャンパン、ビールと一緒に付け合わせやサラダで食べるのがお気に入りです。
トマト
栄養万点、見た目元気、食べて元気のトマトを研究しました。トマトは、ヨーロッパでは昔から「トマトが赤くなると医者が青くなる」「トマトのある家に胃病なし」などといわれるぐらいビタミンA、Cが豊富で、他にB群やEまた毛細血管の壁を強くするP、肌荒れに効果あるH、ミネラルなどが含まれている。トマトの鮮やかな元気の赤色の成分リコピンは、活性酸素を除去する抗酸化作用があり、血液中のコレステロールの酸化を防いだり、動脈硬化やガンを予防する効果が期待できます。そのほか、あの独特の酸味はクエン酸、リンゴ酸、酒石酸、コハク酸などによるもので、胃液の分泌を促進し、鉄分の吸収を良くする働きがあり、食物を完全燃焼し気分壮快、疲労回復の手助けもしてくれます。
家庭内の食中毒予防 7、8月は高温多湿で食中毒菌が増殖しやすい時期です。食中毒予防しっかりと実施し家庭内での食中毒の発生を防止しましょう。まずは清潔に細菌をつけないようにしましょう。食事前、用便後、調理前、外から帰宅した時等の手洗いの施行。肉、魚、野菜に触れたらその都度、またまな板、包丁、スポンジ等の使い分けと消毒、その後よく乾燥させましょう。冷蔵庫内も詰めすぎず他の食品との接触にも注意しましょう。次に細菌を増やさないよう迅速に冷却しましょう。まずは食品の表示を確認し、新鮮な食品を購入する。冷蔵、冷凍食品や魚、肉などは迅速に冷凍庫、冷蔵庫へ。調理したものはなるべく早めに食べましょう。食品を室温であまり長く保存するのはやめましょう。最後に加熱、殺菌し細菌をやっつけましょう。食品を加熱する際は75℃以上で1分以上、中心部分まで行いましょう。そしてこの時期もう1つ注意すべき事はカビです。住宅で換気が悪いと燃焼機具から出る炭酸ガスや建材からのホルムアルデヒド等がたまったり湿気がこもりダニやカビが発生しやすくなります。窓を空けたり、換気扇を回したりして、積極的に換気しましょう。以上の事に注意して食中毒を予防し、住み良い環境をつくりましょう。
新種のビタミン発見
理化学研究所は、ピロロキノリンキノン(pyrroloquinoline quinone:PQQ)と呼ばれる物質が新種のビタミンとして機能していることを世界ではじめて解明しました。
ビタミンは、我々の健康を維持するうえで必須の物質であり、体内で生成できないため、食物から摂取しなければなりません。ビタミンは体内にて酵素と結合して酵素が正常に働くのを補助する働きがあります。1910年に世界最初のビタミンが発見されて以来13種類が確認されています。PQQは1979年に発見された物質で、PQQを含まない餌を与えたマウスは、生育不良など異常が観察され、新種のビタミン候補として研究が進められてきましたが、体内でどのような役割を担っているか、どの酵素と結びついているかが確認できなかったためビタミンとして認められていませんでした。
今回、双極性障害に関わる遺伝子をクローニングする過程で、哺乳類においてはじめてPQQを利用する酵素を発見したのです。その酵素は必須アミノ酸のリジンの分解に関わっており、これが正常に働くためにPQQが必要であると判明しました。
この新しいビタミンは、健康な生活をおくるために重要な働きがあります。これは現在ビタミンB群に属すると考えられています。しかしまだ、サプリメントのマルチビタミンや医療用のビタミン剤には含まれていません。PQQは色々な野菜や肉類に微量に含まれており、特にお茶や納豆、果実に比較的多く含まれているとの事です。今後様々な形で我々の健康に応用していけると期待されています。
ハクビシンからSARS
新型肺炎のSARSの感染源はジャコウネコ科の哺乳類ハクビシンの可能性が強いと香港大学研究チームが発表した。SARS感染が最初に確認された中国広東省では、野生動物を好んで食べる習慣がある。ハクビシンから検出されたコロナウイルスの遺伝子配列が新種のコロナウイルス(SARSウイルス)と似ており、今後の感染予防の解明に注目される報告である。また同時に世界保健機関のSARS担当官は、ハクビシンに加え、タヌキからSARSウイルスとほぼ同じコロナウイルスを確認、さらにはアナグマからSARSウイルスの抗体を検出したと報告した。
猛威を振るう新型肺炎SARS感染経路は広東〜山西〜北京〜周辺へと解明された。感染の原因は症状を風邪と判断した事や、伝染病専門病院でなかった事から院内感染や親族に感染、さらに感染した人が出かけた先で更に被害を広げたことである。この伝染病ともいえる新型肺炎はとどまることを知らない。まず個人の知識を高め、予防して行く事がSARS撃退のまず第一歩であろう。
SARS予防に
原因不明の重傷急性呼吸器症候群(SARS)が発生しています。これは新種のコロナ菌が原因ではないかとWHOが報告しております。症状と致しましては、38度以上の急な発熱、痰のない咳き、息切れ、呼吸困難感などの呼吸器症状です。菌の潜伏期間は、体内で6〜10日間、外部では4日間くらいと報告されています。空気感染、接触感染の恐れがある中、自分達のできる予防策として、手洗い、うがいの施行。充分な栄養と睡眠をとる。免疫力の低下の防止。感染地域等に行かない。マスク着用等です。海外に行かれる際は細心の注意と情報収集をおすすめいたします。また、帰国後、症状が出た場合は、すぐに医療機関を受診してください。また思い当たる節の有る方は簡単に風邪と決めつけないで各医療機関に相談することをおすすめいたします。
財布のひもが堅くても健康志向
ここ十年間、一般家庭の食料への支出額で、ヨーグルト、サラダ、ワイン、納豆、酢等健康を考えた食品が伸びており、健康志向の食卓にお金の掛ける傾向であると東京都が発表した生計分析調査の速報でわかった。現在、先行きの見えない不景気、株価の低迷等で収入や消費支出等減少し財布のひもが堅い中、医療保険負担も3割に上がり、各家庭では健康へのお金を確保する傾向にあるようです。